出生率に関するnanae_llのブックマーク (3)
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フランスでは、1994年に1.66と底を打った出生率が、2010年には2.00超まで回復した。少子化に悩む先進諸国の中で、なぜフランスは﹁子供が産める国・育てられる国﹂になれたのか。 約7割が取得する﹁男の産休﹂、全額保険でカバーされる無痛分娩、連絡帳も運動会もない保育園――。働きかた、出産や保育の価値観、行政のバックアップと民間のサポート。日本とはあまりに異なる点が多いフランスの出産・育児事情から、私たちは何を学べるのか?
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先日内容がウェブ公表された政府の﹁一億総活躍社会に関する意見交換会︵2015年11月18日︶﹂において家族人口学者の加藤彰彦氏が行った﹁﹃希望出生率1.8﹄をいかにして実現するか﹂の報告内容には大きな違和感を覚えるので、それについて議論したい。 加藤氏は少子化対策で今まで見落とされていた重要な論点の1つは﹁少子化が進む中で出生率を下支えしてきたのは伝統的家族である﹂と主張し、結論でも伝統的拡大家族︵夫の親との三世代同居︶と伝統的家族観の保持が希望出生率1.8の実現の﹁レバレッジ・ポイント﹂の最重要項目としている。 加藤氏の論拠は彼が﹁少子化・人口減少の意味﹂と題して﹃比較家族研究﹄で発表した論文で、全国調査のデータを用い出生ハザード率︵出生率を個人レベルで想定したもの︶に対し、他の決定要因を制御して、親との﹁遠居﹂に比べ、﹁夫の親との同居﹂が有意に高い出生率を持ち、その傾向は第1子目、2子
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先日内容がウェブ公表された政府の﹁一億総活躍社会に関する意見交換会︵2015年11月18日︶﹂において家族人口学者の加藤彰彦氏が行った﹁﹃希望出生率1.8﹄をいかにして実現するか﹂の報告内容には大きな違和感を覚えるので、それについて議論したい。加藤氏は少子化対策で今まで見落とされていた重要な論点の1つは﹁少子化が進む中で出生率を下支えしてきたのは伝統的家族である﹂と主張し、結論でも伝統的拡大家族︵夫の親との三世代同居︶と伝統的家族観の保持が希望出生率1.8の実現の﹁レバレッジ・ポイント﹂の最重要項目としている。加藤氏の論拠は彼が﹁少子化・人口減少の意味﹂と題して﹃比較家族研究﹄で発表した論文で、全国調査のデータを用い出生ハザード率︵出生率を個人レベルで想定したもの︶に対し、他の決定要因を制御して、親との﹁遠居﹂に比べ、﹁夫の親との同居﹂が有意に高い出生率を持ち、その傾向は第1子目、2子目、
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