社会とシェアハウスに関するnasuhikoのブックマーク (3)
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1984年、福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。専攻は社会学。学術誌のほか、﹁文藝春秋﹂﹁AERA﹂などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。 著書に﹃漂白される社会﹄︵ダイヤモンド社︶、﹃はじめての福島学﹄︵イースト・プレス︶、﹃﹁フクシマ﹂論 原子力ムラはなぜ生まれたのか﹄︵青土社︶、﹃地方の論理 フクシマから考える日本の未来﹄︵同、佐藤栄佐久との共著︶、﹃フクシマの正義 ﹁日本の変わらなさ﹂との闘い﹄︵幻冬舎︶﹃﹁原発避難﹂論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで﹄︵明石書店、編著︶など。 第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。 開沼博 闇の中の社会学 ﹁あってはならぬもの﹂が漂白される時代に 不法就労外国人、過激派、偽装結婚プロ
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みんなでひとり暮らし。 このところ盛んに流れる﹁孤独死﹂のニュース、世界でもダントツに高い日本の自殺死亡率。その背景には社会に広がる﹁孤独﹂の影があることは否めません。そんな風潮とは裏腹に、最近の若者たちの間で新たなコミュニティが生まれています。それが﹁シェアハウス﹂です。この連載では、﹁会社﹂より﹁プロジェクト﹂、﹁結婚生活﹂より﹁仲間との暮らし﹂と動き始めた彼らの生き方を追います。 バックナンバー一覧 今年1月の東京都の1世帯当たりの平均人数は1.99人。初めて2人を下回りました。1人暮らしの高齢者や独身者の増加が影響しているようです。そういえば、このところ盛んに流れるのが﹁孤独死﹂のニュース。元タレントの山口美江さんをはじめ、都会の片隅で人知れず亡くなっていく人々の事件が頻繁に取り上げられるようになりました。 日本の自殺死亡率は世界でもダントツに高く、米国の2倍で英国の3倍の水準。毎
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共有スペースで食事をする入居者たち。食事をしたり、テレビを見たり、それぞれのペースで自由に使える=東京都足立区、紺野写す猫足の浴槽、ライトが並ぶ化粧鏡、シャンデリアと豪華なバスルーム=東京都港区、いずれも紺野写す並んで夕食を作る入居者たち。大型キッチンを3台備えるなど、ワンルームにはない設備の良さも魅力の一つだ=東京都足立区 首都圏で﹁シェアハウス﹂が20〜30代の社会人に人気だ。一人ひとりは個室に暮らすが、キッチンやリビングなどは共用。といって、一昔前の安下宿とは大違いで、ダーツ場やお姫様気分の味わえるバスルームがあったり。プライバシーを守りつつ、共同生活の楽しさも味わえる。﹁深くも浅くもない人間関係﹂を求める世代の感覚に合っているようだ。 ■一緒に夕食づくり、ラウンジでおしゃべり ﹁こんな感じで大丈夫かな?﹂﹁それじゃ無理っ﹂ 3世帯分のキッチンが横に並ぶ広い台所。夕食を作る3
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