伝えたいことやどうしようもない悲しみを~。 ……というときに酒や煙草が役立ってきた。低所得者層にとって安価な娯楽︵嗜好品︶となる酒と煙草は歴史的に低価格低税率に抑えられてきたのは、不満をみだりに暴発させないための慰撫、発散と緩和の目的が大きかったのではないか。 では、飲酒と喫煙と賭博︵と買春︶が社会的に悪とされ、日常の中から喫煙なども含めて淘汰されてしまうと、それは﹁低所得者層の不満を暴発させやすい社会になってしまうのではないか?﹂というか、もうなってるのではないか? 最近、お金が掛からない安価な娯楽として台頭してきた﹁悪いのは自分じゃない、○○○が自分達を騙した。俺達は被害者!﹂ という娯楽としての怒りは、実は煙草の代用品なのかもしれない―― 続きを読む
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