少数民族に関するndto510870xxのブックマーク (2)
-
<ウイグル人弾圧をめぐり鋭く対立する米中。アメリカにも先住民虐殺や差別の歴史があるという中国の反論は事実だが、不毛だ> 米下院が12月3日、少数民族ウイグル族の人々を不当に拘束するなどしている中国を批判し、人権侵害に関わった当局者に対し制裁の発動を求める法案を可決した。中国政府はこれに反発し、アメリカが先住民を組織的に迫害した過去を槍玉に挙げ始めた。 中国外務省の華春瑩︵ホア・チュンイン︶報道官は4日に開かれた定例記者会見で、米議会が可決したウイグル人権法案に触れ、中国政府は﹁激しい怒りを覚え、毅然として抗議する﹂と述べた。法案は﹁100万人を超えるウイグル人の大量収容など、普遍的に認められた人権 に対する甚だしい侵害﹂について、中国を非難している。ウイグル人は中国北西部の新疆ウイグル自治区に暮らす人々で、大半がイスラム教徒だ。 中国はこれまでもウイグル人弾圧に関する米政府の指摘を繰り返し
-
<徹底した弾圧を推し進める習近平の父はかつてイスラム教徒に理解ある姿勢を貫いていた> 中国によるウイグル弾圧をめぐり、中国当局の内部文書を基にしたとする報道が相次いでいる。ニューヨーク・タイムズ紙は習近平︵シー・チンピン︶国家主席が2014年の演説で、ウイグル弾圧に﹁容赦は無用﹂と述べたと報じた。国際調査報道ジャーナリスト連合︵ICIJ︶も、大規模な監視システムを使って1週間に1万5000人余りのウイグル人が収容施設に送られたと伝えた。 しかしアメリカ国内の図書館で入手可能な他の機密文書によると、中国共産党が新疆ウイグル自治区に対して今よりはるかに寛容な姿勢を取っていた時期がある。しかもその政策と最も密接な関係がある人物は、習近平の実の父である習仲勲︵シー・チョンシュン︶だ。 仲勲は1949年に中国が建国された後、新疆ウイグル自治区を含む広大な地域を管轄する共産党中央西北局の第2書記となっ
-
1