ゲームと読み物に関するneko2boのブックマーク (3)
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︵四半世紀前の思い出。間違い、勘違いがいくつかあります。修正しようと努力しましたが、次第につじつま合わせに必死になり、書き上げた時の情熱を自ら消してしまいかねないと気づきました。なので10年以上も迷って、やっとついに書き上げることができたままの文を残しておきます。︶ 大学生時代、塾講師のバイトをしていた。理由は金。岩手県で﹁現役東北大学生が勉強を教えます﹂とぶん回せば仕事がたくさん来た。家庭教師もしていたが、すぐに塾一本に絞った。希少性を高めるため、不便なところを狙った。動機は金。岩手の実家から高速バスで1時間半揺られ、山奥の町の中にあるたったひとつの塾に週3回通った。当時の岩手はのんきなもので、高校進学の選択肢もそんなに多くはなかった。進学校に行くか、そうではない高校に行くか、それぐらい。それでも我が子のよりよい将来を願って、子供を塾に通わせる親が増えてきていた。 両親の願いを背負って送
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﹃グリッチシティのとある夜﹄藤田祥平 存在するべきではない街、グリッチシティ。企業と犯罪帝国が牛耳る、タックスヘイヴン。あらゆる形の暴力が蔓延し、無力な人々の日常が急速に脅かされつつあるこの街の片隅で、ある一軒のバーがきょうも開店する。外国人居住区第10号、59区画にひっそりと居を構えた店の正式名は、﹁10-59︵テン・フィフティナイン︶﹂。しかし、このあたりでは誰もがこの店を﹁テンゴク﹂と呼ぶ。 タッチパネルから表のネオン・サインを点灯し、ドアのロックを解除する男は、しかし天使にも、ましてや天にまします主にも似ていない。BTCの制服に身を包み、目の下にクマをこさえた中肉中背のジャパニーズ。彼はカウンターの内側にまわり、レシピ・ブックとミキサーを起動すると、スツールに腰掛けて、ポケットから取り出したイワナミの電子版に目を落とした。 ︵客、来ないといいな……︶ 開店十秒ですでにさぼることを考
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自分の人生において青春時代は格ゲーブーム真っ只中だった。 わかりやすく言うと漫画の﹁ハイスコアガール﹂。あれは実際の格ゲーを中心に少年から青年時代の主人公たちが描かれる漫画だけど、リアルに換算してたしか彼らと1コ違い位の年だったはず。 とにかく自分のゲーム人生において格ゲーは1つの重要な分野として刻まれている。 ただし、自分は格ゲーはめっちゃ下手だ。好きだけど対戦は未だに怖いしすぐ負けるから基本家庭用機でこっそりほそぼそじわじわやる。でも好きだ。KOFは全作やってるし、餓狼もかなりやった。月華の剣士はずっとやってる。ストリートファイターは途中ちょっと飛び飛びだけどそれでもだいたいは遊んでる。 で、自分はヘッタクソなんだけど、友達は違った。 中高と一緒で自分を格ゲーの世界に引き込んだ友達はとにかく強かった。 特にY田はめちゃくちゃ強かった。ゲーセンでやっているのももちろんだが、家にNEOGE
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