マーケティングと経営に関するneko2boのブックマーク (4)
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サイゼリヤはなぜ定期的に﹁炎上﹂するのか ﹁最初のデートでサイゼリヤに行くなんてありえない﹂ SNSで定期的に上がってくる話題なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか? 気合いが入った初デートであんな安い店に連れていくなんて、とんでもない!というわけですが、この手の書き込みがあるたびに、﹁なぜサイゼリヤデートが悪いのか!﹂と文句を言う人があちこちから現れて、その人たちが最初の投稿を﹁炎上﹂させるのです。 こうしたやり取りを見るたび、私はとても﹁ありがたいこと﹂だと思っていました。 一般に、デートに使うレストランは﹁ハレ︵晴れ︶﹂のレストランじゃないといけない、とされています。特別な日の﹁ハレ﹂の舞台となるべきレストランは、高級店がふさわしいというわけです。 それを﹁ありえない﹂と感じる人がいるということは、サイゼリヤは﹁ケ︵褻︶﹂のレストランだと思われているということです。﹁ケ﹂という
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2024年2月5日、フィンランドの老舗ガラスメーカーイッタラが新しく生まれ変わることを発表したのですが、これがフィンランド中で大きな議論を巻き起こしています。 わたしも思うところがたくさんあったので、いったい今何が起きているのか整理して、なるべく中立的な目線からブログを書いてみようと思いました。 まず何が新しくなったのかは、大きく分けて3つと言えると思います。 ロゴ カラー コンセプト 加えて、SNSの過去の投稿は全て消し去られてしまいました。 ひとつひとつ、詳しくみていきましょう。 1. ロゴIittala Facebookより引用 Finnish Design Shopより引用 最もわかりやすいのが、そのロゴ。 1956年にティモ・サルパネヴァがデザインしたこのあまりに有名なロゴ︵左︶は、吹きガラス職人が使う吹き竿と、竿の先の熟せられたガラスの玉をイメージしたものです。 およそ70年
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9月9日、ドミノ・ピザの執行役員6人が優秀な成績を収めた熊本迎町店の店長とクルーに休暇を与えるため、1日間運営を代行しました︵関連記事︶。ピザ作りや接客などの業務へガチで取り組んだ結果、売上は予算の3倍に達し、全940店舗中7位を記録したとのことです。 クルーの制服で現場に入った偉い人たち 生地を作るトッドCMO︵左︶と、ベンCOO︵右︶。もはや職人の風格 事の起こりは、ドミノ・ピザが2度に渡って実施した﹁Lを1枚買うとMが2枚無料もらえるキャンペーン﹂︵関連記事1/2︶。企画は好評を博するも、注文の殺到で混乱が生じ、SNSでは現場で対応するクルーを心配する声も上がっていました。 これを受けて、ドミノ・ピザでは2回目のキャンペーン中に顧客から最も高評価を集めた店舗に﹁夏休み休暇として特別有給休暇︵法定外有給休暇︶を1日付与する﹂と発表。その結果熊本迎町店が全国ナンバーワンとなり、休暇中のク
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中村です。 本日はポジショニングについて私が過去15年以上マーケティングを学んでいて気づいたことについてお話できればと思います。 きっかけとなったのはこちらのビデオ。今年の1月くらいに﹁マーケターはぜひ見るべし﹂って少し流行っていましたねー。 これってよくP&G時代に使われていた﹁リフレーミング﹂と同じ話だと思っています。1つの角度から見るのではなく、別の角度で見ることで違う価値観に変わる。そしてその違う価値観を持って﹁ポジショニング﹂する。今日はこの辺のお話を少しまとめてみたいと思います。 * note公開後、反響の大きかったリフレーミングの私なりのやり方を1つ最後に紹介させていただきました。自分なりに色々試行錯誤して見つけたやり方なので申し訳ございませんが、こちらだけ有料とさせていただいております。ご理解いただけますと助かります。P&Gではマーケティングって経営として定義されている
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