犯罪被害者支援に取り組む弁護士ら約10人が31日、「児童ポルノを許さない社会を実現するための弁護士フォーラム」を結成、児童ポルノ画像を個人で見るために所有する単純所持の禁止などを国会に求める緊急アピールを発表した。会見した代表幹事の後藤啓二弁護士は「世論調査で約90%が単純所持禁止に賛成しており、規制しようとしない立法府の行為は子どもへの性的虐待を助長するものだ」と指摘。写実的なコンピューターグラフィックスや漫画も規制するよう求めている。全国の弁護士に呼びかけ、シンポジウムなども計画している。
「追跡!A to Z」がん代替療法に苦言 3月20日、NHKの特別番組「追跡!A to Z」で代替療法が取りあげられた。『がん患者が注目!どうつきあう?代替療法△1兆円市場の実態は?』と題して、乳がん切除の経験を持つタレントの山田邦子をアシスタントに迎え、代替療法として利用されている健康食品の明暗にスポットを当てた。番組に先立ち、業界ではこのことが早くから取りざたされていた。 番組では「効くのか、効かないのか?」などと、司会が代替療法の効果に疑問を投げかけたり、モザイク入りの悪質業者が「がん患者はカモ」と告白するシーンを編集したりと、代替療法の暗部をあぶり出すような構成だった。厚生労働省(以下、厚労省)の足立政務官を登場させる中盤となると、「体験談で興味を引こうとしている」というコメントを引き出し、その違法性をクローズアップした。 ラストは治療の不安から代替医療に向き合った女性患者が、最終
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