もしも戦前に制定された鉄道敷設法通りに鉄道が建設されていたら、日本の鉄道網はどのような形になっていたのか? そんな想像を、資料をもとにJR時刻表の巻頭地図風に再現した画像がTwitterで注目を集めています。鉄道が日本全国を縦横に走る地図から、制作したTamonさん︵@Tamon0703︶の努力や、当時の政府の壮大な構想が忍ばれます。 1892年に制定された同法は、国が建設すべき鉄道路線を定めたもの。主要路線がほぼ完成したのち、1922年には同名の改正法が制定され、150︵のちに52追加され、1つは入れ替えで事実上削除︶の地方路線が計画されました。しかし第2次世界大戦や戦後の自動車普及の影響もあり、結果的に建設・開業されたのは予定数の4分の1程度。そして1987年の国鉄分割民営化に際し、同法は廃止されました。 改正法で計画されていた、未完の路線︵未成線︶がもし実現していたら? そう考えたの
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