携帯電話でテレビの地上デジタル放送が見られる﹁ワンセグ﹂の放送が4月1日スタートする。当初は、視聴できる地域が東京、大阪など29都府県に限られるものの、受信可能地域は順次、拡大する見通しだ。テレビ各局はすでに試験放送を流し始めており、ワンセグ対応の携帯電話端末は売れ行き好調だ。︵石井誠︶ ■サラリーマンの買い替え目立つ ワンセグの対応端末は現在3機種ある。KDDIのauは昨年12月からW33SA︵三洋電機製︶、2月中旬からはW41H︵日立製作所製︶を販売し、NTTドコモも今月3日にP901iTV︵パナソニック製︶を発売した。ソフトバンクによる買収が決まったボーダフォンもシャープ製端末を6月のサッカーW杯に合わせて発売する予定だ。 KDDIによると、ワンセグ対応機は﹁ようやく品薄状態が解消できつつある﹂︵担当者︶人気ぶりで、W33SAとW41Hの2機種合計で﹁一般の携帯電話のヒット端末並みの