オバマ氏、日本に言及せず 開戦67周年の会見2008年12月8日10時58分印刷ソーシャルブックマーク 退役軍人長官に指名されたエリック・シンセキ元陸軍参謀総長︵左︶=AP ︻シカゴ=小村田義之︼オバマ米次期大統領はハワイ・真珠湾攻撃による日米開戦から67周年となる7日午後︵日本時間8日未明︶、シカゴで記者会見した。この日に合わせ、ハワイ出身で日系3世のエリック・シンセキ元陸軍参謀総長︵66︶を退役軍人長官に指名する人事を正式に発表したが、日本との関係については言及しなかった。 オバマ氏は、ルーズベルト大統領︵当時︶が真珠湾攻撃の12月7日を﹁恥辱の日﹂と呼んだのを踏まえ、この日の会見でも同じ表現を使った。一方で、太平洋戦争の具体的な話には踏み込まず、﹁我々の港が爆撃され、我々の部隊が戦地に赴いた。シンセキ将軍と私はハワイに育ち、それが何だったかを知っている﹂と述べるにとどめた。 ドイツの