神に関するnico-atのブックマーク (2)
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2022年2月5日22時。某TOHOシネマズ第一スクリーン。 一際広い劇場内に敷き詰められたシートの中心の一席、J-22。 そこに一人の男性が呆けた顔で座っていた。 いや、特徴的なのはその顔だけではない。その両手両足を乱暴に投げ出し、尻は座面からこぼれ落ちそうなほどずり下がり、首は赤子のように垂れ落ちる。だがかろうじて眼球だけは、正面のスクリーンを向いていた。 何を隠そう、俺である。 炎上必至の数々のマナー違反は許して欲しい、レイトショーだからか左右どころかその列には誰もいなかったのだから、誰にも迷惑はかけていないもん、と駄々をこねることも許して欲しい。それになにより、彼は普段はこんなことはしない。映画に限らず定められたマナーを守る善良な一市民なのだから。原因はただ一つ、目の前のスクリーンに映る映像だった。 ﹁大怪獣のあとしまつ﹂ クソつまんなかった。 本当にクソつまんなかったなあ。 以下
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※読む前に: 本文は﹁大怪獣のあとしまつ﹂の感想ではなく、この作品の︻反響︼について思うこと、であり、作品のネタバレには触れません。観に行ってないし。また、本文はあくまで﹁この騒がれ方おかしくない?﹂と書いてるだけなので、見る人にとっては︵特に特撮的な目線で批判的な印象を抱いた人には︶悪印象を受けるであろうことが予想されます。読まない方が精神衛生上凄くいいです。 以下、本文。 まず、俺はこの映画をまだ見ていない。 それなのに筆を取ったのは、﹁令和のデビルマン﹂だの﹁パシフィックリムとシンゴジラがあえてやらなかったことの煮凝り﹂だのと散々なことを言われているから。 この上記の二文に関して、まず俺は思った。 ﹁……いや、そう言う映画でしょ?﹂と 順を追って説明したい。 この作品、個人的には楽しみにしていて、というのも特報の段階で ﹁うわ〜!邦画臭っせ〜!こりゃB級だ!﹂ ﹁絶対恋人を失った主人
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