イラン大統領選の投票所で支持者の歓迎を受ける改革派候補のペゼシュキアン氏(中央)=テヘラン近郊で2024年7月5日、AP イラン大統領選の決選投票(5日実施)で、欧米との対話を重視する改革派のペゼシュキアン元保健相(69)が、反米保守強硬派のジャリリ元最高安全保障委員会事務局長(58)を破り、初当選を果たした。体制指導部への批判票がペゼシュキアン氏に集まり、国民の不満が浮き彫りとなった形だ。【カイロ金子淳】 <ポイント> ・米欧との協調による制裁解除実現訴え ・女性の服装の過度な取り締まりに反対 ・核合意進展にはハメネイ師の承認が必要 「自由」求める有権者に支持広がる 「あらゆる人に友好の手を差し伸べる。我々はみんなこの国の国民なのだ」。ペゼシュキアン氏は6日、大統領選で勝利後に国営テレビでこう語り、接戦で分断された国民の結束を呼びかけた。 大統領選は80人が立候補を届け出たが、最高指導者
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