Apple Music﹁ロスレス配信﹂の本質と、現実的な楽しみ方‥小寺信良のIT大作戦︵1/3 ページ︶6月7日︵米国時間︶からスタートした米Appleの開発者向けカンファレンス﹁WWDC﹂に歩調を合わせるようにして、Apple Musicのロスレスオーディオと空間オーディオ対応が始まった。すでに日本でもサービスが開始されており、各メディアから指南書のような格好の記事が出ているところだ。 アプリの設定などはそちらの記事を見ていただくとして、本稿ではもう少し掘り下げて、ロスレス配信を楽しむための﹁現実的な解﹂を探してみたい。 まず状況を整理してみよう。空間オーディオのほうは、Dolby Atmosエンコードされた音源が配信される。これはH1およびW1チップを搭載したApple製のAirPodsシリーズか、Beatsの一部の製品、または世代限定されるがiPhone、iPadの内蔵スピーカーで
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