すると随分とまぁ大きい箱で届いたので一寸不審に想いながらも箱を開けると猫が入っていた。 猫は柔らかそうな冬毛を長く伸ばし、横になってスピースピーと寝息を立てて眠っていた。 はて。 よくみると猫の下には注文したポテトチップス二袋があり、ダンボールの隙間には用紙があって手に取ると"緩急材として猫をいれてあります"とのこと。 ふむ。 ならば仕方がないだろう。 出品者に無事に商品が届いた旨を伝え、高評価を選んだ。 猫はむくりと起き上がり、私の膝上を陣取るとゴロゴロと喉をならしながら目をパチクリさせている。 次第に瞬きは落ち着き、目を細め、ゴロゴロと喉を鳴らし続けた。 私は猫の頭を撫でながらこれを書き、猫の名前を考え、チュールを買おうと再びメルカリを覗くのだった。 ︿追記﹀ 無事にメルカリでチュールの注文を終えると、増田を確認することにした。 すると何件かのレスが付いていた。 ええと、な
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