高速道路では、いたる所にドライバーが安全に運転できるような工夫が施されています。 たとえば高速道路の中央分離帯に植えられている木は、道路の曲がっている方向を分かりやすくしたり、夜間に反対車線を走るクルマのヘッドライトのまぶしさを防いだりするための設備です。 さらに、縦に2つ照明が並んだ「ブリンカーライト」と呼ばれる黄色い箱状の設備は、中央分離帯や道路の分岐部分などに設置されており、24時間点滅することでドライバーに分岐部分などへの注意をうながしています。 このように高速道路にはドライバーのためのさまざまな設備がありますが、高速道路を運転していると、緑色と白色の縞模様をした「鯉のぼり」のようなものが道路脇に設置されているのを見かけます。 では、これは一体何のために設置されているのでしょうか。 この鯉のぼりのような設備は正式名称を「吹き流し(ふきながし)」といい、ドライバーが風の向きや強さを目