ゴールデンウィークを過ぎた頃から、大学の新入生や新入社員などに見られる﹁五月病﹂。近年では、学生の五月病は減ってきているようだが、逆に新入社員で同様の症状が起きることが増えてきているようだ。新入社員の場合、研修を終え、実際の仕事に就いた後の6月頃に症状が現れることから﹁六月病﹂と言われることもあるという。 某大手広告会社の新入社員が﹁六月病﹂について話してくれた。 その新入社員によると﹁実際に仕事がここまで大変だとは思わなかった。寝れない上に、理不尽な仕事も多い。毎日怒られてばかりで、どう乗り越えたらいいのか分からない…﹂と語る。 一般的に五月病の症状として﹁やる気が出ない﹂﹁不安や焦りを感じる﹂﹁思考力や判断力が落ちる﹂﹁なんとなく落ち込んでいる﹂などの症状が現れるとされているが、話を聞かせてくれた新入社員にも同様の症状が現れていた。5月24日付けの産経新聞でも、1面で20代3