ジャパンベンチャーリサーチによれば、2011年のベンチャーファンドの設立数は9月末時点で17ファンドと、通年で15ファンドだった2010年を上回っている。 ジャパンベンチャーリサーチ(JVR)は11月4日、2011年のベンチャーファンド設立状況についての調査結果を発表した。ベンチャーキャピタル(VC)が2011年に設立したファンドのうち、ベンチャー企業を投資対象とするものは9月末時点で17ファンドで、2010年の年間の設立数である15ファンドを上回った。 2011年のファンドの調達総額は345億円(9月末時点)と、2010年の調達総額である245億円を上回っている。1ファンド当たりの平均規模は2010年並みであるものの、10億円未満の小規模ファンドが7ファンド(2010年は4ファンド)、30億円超の大規模ファンドが5ファンド(2010年は2ファンド)と、「2010年に対して二極化の傾向が見
写真●ITサービスベンダーの今後について講演した、ガートナー リサーチ ジャパンの山野井 聡 リサーチ部門代表 バイスプレジデント 「国内のIT市場は成熟しつつあり、成長力は下降トレンドにある。この市場環境において、ITサービスのプロバイダはどのような成長戦略を描けばよいのか」。ガートナー リサーチ ジャパンの山野井 聡 リサーチ部門代表 バイスプレジデントは2011年10月5日、開催中の「Gartner Symposium/ITxpo 2011」で講演、冒頭でこう切り出した。 続けて、主要なITサービス分野ごとの市場動向を具体的な数字を挙げて解説した。例えば、2010年から2015年にかけての「ハードウエア製品保守」の国内市場は、金額ベースでマイナス1.5%になるという。製品価格の下落や仮想化による台数減などにより、厳しい業況にあるためだ。一方、「パッケージ・ソフトウエア製品保守」では、
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