︻費用負担による区分︼ ﹁公助﹂は税による公の負担、﹁共助﹂は介護保険などリスクを共有する仲間︵被保険者︶の負担であり、﹁自助﹂に は﹁自分のことを自分でする﹂ことに加え、市場サービスの購入も含まれる。 これに対し、﹁互助﹂は相互に支え合っているという意味で﹁共助﹂と共通点があるが、費用負担が制度的に裏付 けられていない自発的なもの。 ︻時代や地域による違い︼ 2025年までは、高齢者のひとり暮らしや高齢者のみ世帯がより一層増加。﹁自助﹂﹁互助﹂の概念や求められる範 囲、役割が新しい形に。 都市部では、強い﹁互助﹂を期待することが難しい一方、民間サービス市場が大きく﹁自助﹂によるサービス購入が 可能。都市部以外の地域は、民間市場が限定的だが﹁互助﹂の役割が大。 少子高齢化や財政状況から、﹁共助﹂﹁公助﹂の大幅な拡充を期待することは難しく、﹁自助﹂﹁互助﹂の果たす役割 が大きくなることを意識