米Wall Street Journalは米国時間2011年9月4日、米Amazon.comがWebサイトのデザイン刷新を計画していると報じた。Amazonの広報担当者、Sally Fouts氏が同紙の取材に応じ、「9月の第1週に新デザインの試験運用を一部のユーザーを対象に始めた。今後順次、利用者の数を増やしていく」と述べたと伝えている。 新デザインによる正式サービスの開始時期については明らかにしていないが、Amazonは数週間以内に同社製タブレット端末を発表する予定で、デザインの変更は新端末を視野に入れたものだという。 同紙によると、新デザインのトップページは、従来に比べ簡素化されている。ボタンの数が減り、余白が増え、検索窓は大きくなる。また画面左にあるカテゴリー別のメニューはなくなり、電子書籍や音楽、映像、ソフトウエアといったデジタルコンテンツのネット配信/販売に力を入れた作りになって
アマゾンの出版事業については前号で紹介したが、その中核とも言えるミステリ&スリラー・ブランドのトップに、かつてタイムワーナー社の書籍部門を率い、現在版権エージェンシーを経営する生粋の出版人のローレンス・カーシュバウム氏が就任することが明らかになった。米国出版界ではこの人事に驚き、出版社への「挑戦状」(gauntlet)と受け止めている。しかし、客観的に言ってこれは、E-Bookによって出版ビジネスがますますホットになりつつあることを感じさせる出来事と言えよう。アマゾンは今週開催中のBook Expo America (BEA 2011)でも初めての展示を行い、存在感を示した。アマゾン出版は本気だ。 カーシュバウム氏は1966年にミシガン大学を卒業後、ニューズウィーク誌記者として活躍。ランダムハウス社を経て、1974年にワーナーブックスの副社長として参加。2005年までの30年を同社で過ごし
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