11月15日、ウクライナ国境から約7キロ離れた、ポーランド東部プシェボドフにロシア製ミサイルが着弾した。米国など北大西洋条約機構︵NATO︶関係国は、ウクライナ軍の迎撃用ミサイルが誤って落ちたと主張。ウクライナは﹁ロシアによる攻撃だ﹂と言い張り、NATO側を困惑させている。なぜ、ウクライナは強硬な姿勢を続けているのか。今年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻が停戦に至る可能性はあるのか。 ウクライナは﹁ミサイルの航跡図﹂を米国に提示 ウクライナのゼレンスキー大統領はミサイル着弾直後、ビデオ演説で﹁NATO領土へのミサイル攻撃は、集団安全保障に対するロシアの攻撃だ﹂と主張。ロイター通信によれば、ウクライナ国家安全保障・国防会議のオレクシー・ダニロフ書記は16日、ウクライナは﹁ロシアの痕跡﹂を示す証拠を持っていると述べた。ゼレンスキー氏も、極めて信頼できるウクライナ軍からの報告に基づいて、
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