ウクライナ危機と肥料に関するobata9のブックマーク (3)
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ロシアによるウクライナ侵攻は、食料を特定の国からの輸入に頼っていると、輸出の制限が行われたりしたときに﹁食の安全保障﹂が直ちに脅かされることを世界の人々に知らしめることとなった。 そんな﹁食の安全保障﹂の問題が、いま食料そのものではないが、農業で使われる﹁肥料﹂でも指摘されている。 肥料は、﹁窒素、リン酸、カリ﹂という3つの主な成分で構成されている。肥料が詰められる袋の表面には﹁3-18-10﹂などと、それぞれが何パーセントずつ含まれているのかが、大きな文字で記載されているのが通例だ。これは国内だけでなく万国共通している。 日本では、化学肥料の原料のうち3成分とも、ほぼ全てを輸入に頼っているのが現状だ。特に﹁リン酸﹂の原料であるリン酸アンモニウムは、約90%が中国からのものだ。化学肥料以外にも、たい肥などの有機肥料もあるが、国内での使用量は限られている。 肥料メーカーからの引き合いも増加
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肥料最高値、農家を直撃 政府・与党、新たな補助金検討 2022年06月02日09時56分 ︻図解︼肥料原料の輸入価格推移 肥料の販売価格が高騰し、農家経営への影響が避けられそうにない。全国農業協同組合連合会︵JA全農︶は6月から大幅値上げに踏み切り、主要品目が過去最高値を更新した。ロシアのウクライナ侵攻で、肥料の原料となる窒素などの産出量が多い両国からの輸出が停滞し、国際市況が高騰したことなどが原因。今後も高値圏での推移が続くとみられ、政府・与党は新たな補助金制度の検討に入った。 <家計直撃 値上げ> JA全農は6~10月の販売価格について、輸入の尿素は最大94%の引き上げを実施。塩化カリウムは80%、複数の成分を組み合わせた﹁高度化成肥料﹂は55%、それぞれ値上げした。ホクレン農業協同組合連合会も1日、来年5月までの価格を平均78.5%引き上げると発表した。 肥料原料は主要産出国の中国が
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肥料、最大94%値上げ ロシアの侵攻響く―JA全農 2022年06月01日01時16分 全国農業協同組合連合会︵JA全農︶は31日、6~10月に販売する肥料の価格について、前期︵2021年11月~22年5月︶に比べ、最大94%値上げすると発表した。ロシアがウクライナに侵攻し、主要輸出国である両国からの輸出が停滞するなど、世界的に需給のバランスが崩れたため。肥料原料の調達の先行きに不安が高まっている。 農畜産業で資材高騰 ウクライナ情勢波及―生産者に負担 輸入の尿素を94%引き上げる。塩化カリウムは80%、複数の成分を組み合わせた﹁高度化成肥料﹂は55%、それぞれ値上げする。 経済 コメントをする
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