欧州銀に巨額損失リスク ロシア向け投融資、回収困難 2022年03月14日07時06分 預金を引き出すために銀行の現金自動預払機︵ATM︶の前で列をつくる人々=9日、モスクワ︵EPA時事︶ ︻フランクフルト時事︼ロシアによるウクライナ侵攻で、欧州の金融機関が巨額の損失を被るリスクが高まっている。地理的に近く、企業活動でもつながりが深いロシアは各社にとって有望な市場だったが、西側諸国による経済制裁の影響で国債などのデフォルト︵債務不履行︶懸念が台頭。投融資が焦げ付く事態への備えを迫られている。 ロシア人客、リゾートで立ち往生 帰国も支払いもできず―タイ 主要銀行では、フランスのソシエテ・ジェネラルが2021年末時点の投融資総額の1.7%に当たる186億ユーロ︵約2兆3800億円︶がロシア向けだと発表。イタリアのウニクレディトはロシア子会社の自己資金による融資が78億ユーロに上り、最悪の場合は
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