G7が足並みを揃えてロシアの金︵ゴールド︶を制裁の対象にしようとしており、EUも第7次制裁パッケージの目玉に据えようとしている。 しばらく前の報道になるが、こちらの記事が、EUがロシアの金を禁輸にした場合のロシアへの影響につき、ロシア側専門家のコメントを掲載しているので、以下要旨を整理しておく。 アトクルィチエ・インヴェスチーツィの商品市場アナリストO.ルキチェヴァ︵ルキチョヴァ?︶は、金が新たな制裁パッケージに含まれる可能性について懐疑的。同氏によれば、EUは世界の金市場やその流れをコントロールしているわけではなく、したがってロシアの金の供給を脅かすことは何もできないという。世界の金取引の流れは現在、英国がコントロールしている。ロシアからの輸出用金地金の供給は主に、世界最大の金の集積地であるロンドン向けであった。また、一部は金市場第2の拠点であるスイスに供給された。他の国への供給は少なく
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