![対中国「デリスキング」で乱れるEUの足並み:熊谷徹 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8bc435db08dc587cc1d4fa7aae4e47d4b1da79f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffsight.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F1%2F1200w%2Fimg_41604aa32adfb9695fd30b304bde82bc23419145.jpg)
(数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官) フランスが燃えている 6月27日、無免許で暴走車を運転していた少年を取り押さえようとした警官が、最終的にその少年を銃で撃った結果、少年が亡くなってしまいました。 警官の行動に対する抗議と遺族への支援を目的とした運動は、当初は平和的なものだったようですが、次第にエスカレートし、現在の無目的な暴動に発展しています(暴動についての細部は、在日のフランス人の方がYouTubeで解説しているので、こちらをご覧下さい)。 私がこの件に言及するのは、以前の記事「防衛費2%超で補うべき日本の『知られざる弱点』 ホームランド・ディフェンスのために日本にも『カラビニエリ』を」で指摘したように、こうした暴動が日本でも発生し易くなっているからです。 上記の記事は、それに対応するための組織の必要性を述べていましたが、今回は対応するための法律、そうした組織に限らず、既
2002年、アメリカのメディアによる報道がきっかけで次々に明らかになっている世界各国のカトリック教会での性虐待問題。2022年4月1日には、19世紀から1990年代までカナダの寄宿学校で、カナダ先住民の子供たちへの虐待があったと、ローマ教皇自らが謝罪した。 この問題は収束する気配を見せず、いまだに波紋を呼んでいる。 21万人以上の未成年が聖職者の“餌食”に そんななか、特に衝撃的だったのが2021年10月5日、フランスでの調査報告だ。1950年以降、フランス国内では推計21万人以上の未成年者がカトリック教会の聖職者など3000人以上から性被害を受けたことが発覚したのである。 フランス国内で未成年時に性暴力を受けた被害者の数は累計550万人とされていることから、聖職者や教会関係者から未成年の時に性暴力を受けた人はフランスの性被害者全体の4%を占めることとなる。加害者としては、家族と友人の次に
世界各国は、自国の原子力施設から、放射性物質トリチウムを海洋や大気中に放出している。いずれも各国の規制基準に基づいた放出量で、施設周辺で人体や環境などへの重大な影響は確認されていないという。 経済産業省がまとめたデータによると、韓国の主要原発である月城原発は2016年に液体約17兆ベクレル、気体約119兆ベクレルの計約136兆ベクレル(ベクレルは放射能の強さや量を表す単位)を放出。同様にフランスのラ・アーグ再処理施設は15年に計約1京3778兆ベクレルを海洋と大気にそれぞれ出している。 このほか、英国のセラフィールド再処理施設は15年に約1624兆ベクレル、カナダのダーリントン原発は同年に約495兆ベクレルをそれぞれ放出した。
第32回 仏ナント市に学ぶ最先端の都市交通 モータージャーナリスト=清水 和夫 氏 世界で最も進んだ都市交通を持つナント市 “花の都”として知られるフランスの首都パリから、TGV(高速列車)で2時間ほど西に移動すると、大西洋に面したロワール川の河口に広がるナント市(Nantes)に着く。飛行機でも自動車でもアクセスが良いので、ナント市へは多様な移動手段で行くことが可能だ。 さて、このナント市の名物は歴史的な建造物だけではない。10年くらい前から「渋滞がない都市」としても知られるようになった。渋滞のない街なんて、夢のような話だが、果たしてどのような政策やシステムで成り立っているのか、ナント市の都市交通の実態と市民の生活ぶりをレポートすることにしよう。 ナント市はフランスでも歴史が古い街だ。キリスト教の新教徒に対して信仰の自由を認めた「ナントの勅令(1598年)」は特に有名だが、近年
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