「ビジョンや戦略っていうのは、トップが言葉で何度唱えても、なかなか組織には浸透しないんですよ。ところがそれが『数字』になると、バシッと動き出すんですねえ」。リクルートのOBで、カネボウ化粧品の再生を手がけ、現在はコンプライアンスや内部統制のコンサルタントとして活躍している秋山進氏から以前こんな話を聞いた。 秋山氏がリクルート在籍中に、ある事業の営業部門で「新規顧客の開拓ではなく、以前取引があった顧客と取引を再開する」という方針を打ち出したことがあった。ところがそうした方針を打ち出しても、営業担当者の多くは相変わらず新規顧客の開拓に勤しみ、なかなか「昔のお客さんの掘り起こし」には足を運ばなかった。 その理由を考えていた秋山氏は、営業部門にフィードバックする実績リポートに目を付けた。するとそこには、売り上げや利益などおなじみの数字のほかに、「新規顧客の開拓数」や「そこから得られた売り上げ」の数
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 私が社長を退任するまで、トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、19年連続して増収増益を達成しました。この間に、売上高は5倍の規模になりました。バブル崩壊があり、厳しいデフレ不況があったにもかかわらず、です。なぜ、これほど長期にわたって会社を成長させられたのか。その最大の要因は「会議」にあったと私は考えています。 経営者としては、売り上げを伸ばし、利益を伸ばすことは義務だと思っています。しかし、「売り上げを伸ばせ」「利益を伸ばせ」と部下に言い続けたところで、伸びるわけではありません。それで伸びるならみんなに言ってさえいればいいことになります。 バブル崩壊もデフレも「会議」で乗り越えた 大事なことは、「やるべきことをきちんとやる」ということで
米Verizon WirelessがiPhoneキラーの本命と目されるMotorola製Android 2.0搭載スマートフォン「DROID」を発売したまさにその日に、AppleとAT&Tが年末商戦期に向けて99ドルのiPhone 3GSモデルを発売するとのうわさが浮上した。 このうわさの発信元であるBoy Genius Reportによると、このニュースは2つの情報筋から得たもので、その内容は「決して確認済みのものではない」という。 調査会社Technology Business Research(TBR)のアナリスト、ケン・ハイヤーズ氏はこのうわさを受けて、次のように語っている。「Verizonなど競合各社がDROIDなどの新規端末を相次ぎ投入しているのを受けてAT&TがiPhone 3GSの価格を99ドルまで引き下げるというのはあり得えない話ではない」 携帯電話などの料金を調査してい
筆者は「日経ソリューションビジネス」という雑誌で,「明るく,実りある営業会議」をテーマにした連載を担当している。 筆者自身が「営業会議」のメンバーだったことは1度もなく(取材目的で潜入したことならある),とてもノウハウを語れる立場にないので,その道の専門家に寄稿という形でノウハウを伝授してもらっている。 コンサルタントとして,様々な業種の企業で営業会議をつぶさに見てきた寄稿者の提案は「失敗例に注目するな。成功例に注目せよ」という単純明快なものだ。不況でどうしても暗く不健康になりがちな営業会議を,明るい,前向きなものにする。さらには,現場で実践できる様々なアイデアを生み出す場にする。そのためのノウハウである。 IT業界の営業会議にみられる特徴は 連載企画を立てるにあたり,寄稿者に「IT業界の営業会議に特徴的なことはありますか?」と聞いた。すると寄稿者はこう言った。「反省や敗因分析,自己分析が
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