![[無料]登山をはじめたら本を読みましょう|松本圭司@ジオグラフィカ開発者](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/765f058e2de42a8db68b111f5f3b8c6089df145b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F61568556%2Frectangle_large_type_2_080c22984f51292653ee038d819a5976.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)
美的性質や美的知覚について、最近出版されたマドレーヌ・ランサム[Madeleine Ransom]の論文がとてもよかったのでまとめておく。 1 前提:美的知覚美的性質[aesthetic properties]とは、「美しい」「優美だ」「けばけばしい」「退屈だ」「バランスが取れている」など、われわれが芸術作品や自然の風景について語るときによく言及する性質のことだ。こういう性質を見てとったり聞いてとることを美的知覚[aesthetic perception]と呼び、「このモネの絵はバランスが取れていて美しい」みたいなことを言ったり書いたりすることを美的判断[aesthetic judgement]と呼ぶ。 フランク・シブリー[Frank Sibley]の影響下において、分析美学では美的性質に関してふつうふたつのことを前提する。 第一に、対象が美的性質を持つのは、一連の非美的性質を持つおかげで
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世界中に衝撃を与えた一冊の本 田坂先生は、昨年出版された著書、『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』(光文社新書)において、これからの時代には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの知性」を垂直統合した「スーパージェネラリスト」が求められると言われています。 また、今月19日に出版される新著、『人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」』(同)においては、その「知性の垂直統合」のために必要な「多重人格のマネジメント」について語られています。 この連載では、ここまで、「7つのレベルの知性」の垂直統合と、「多重人格のマネジメント」について、その要点を伺ってきました。今回は、「人類の知性」について、思想的な視点から話を伺えるそうですが、いよいよ、先生の「思想家モード」の人格での話が伺えるのですね……(笑)。 田坂:「思想家モ
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