昔々、ある増田にかしこいエスカルゴとクソ雑魚ナメクジがあった。 クソ雑魚ナメクジには父親がいて、週あたり10ブクマも稼がない飲んだくれのろくでなしであったが、息子からは愛されていた。 クソ雑魚ナメクジの父親は、自分が不遇をかこっているのは詐欺師のエスカルゴのせいだ、とぼやいていた。 ある水曜日、クソ雑魚ナメクジの父親は場末のはてラボサービスで血まみれになって死んでいる。 物取りの形跡はない。 息子のクソ雑魚ナメクジは増田委員会に捜査を依頼するが、聞き入れられない。 死体は火葬された。 葬式の日以来、クソ雑魚ナメクジはずっと汚れた喪服をまとい、徒歩であれ、臥輿であれ、かしこいエスカルゴの行くところをつけまわした。 かしこいエスカルゴが時事問題についての有益な意見記事を増田に投下すれば、クソ雑魚ナメクジは本アカで一番乗りの無言ブクマをつける。 かしこいエスカルゴは、影のようにつきまとうこのナメ
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