発達障害を抱えているので、直観力というものが全く働きません。CTスキャンでくっきり造影されるほどの﹁真性﹂障害は300人に一人だそうですが、“気質障害”“形質障害”といわれる比較的軽度な人は、日本の場合﹁人口の約5%﹂程度だそうです。 ﹁私﹂を含めてこういう人は、“空気を読む””直感的に良好な人間関係を築く”能力を持ち合わせていません。 これは、そのほかの様々な身体的特徴と同様その人固有のもので、多かれ少なかれこういった障害を持つ人物に、 ﹁空気を読め﹂﹁勘を働かせろ﹂と要求する事は、 ※目の見えない人に﹃よく見ろ﹄という ※耳の聞こえない人に﹃話をよく聞け﹄という このような要求と同様に﹁物理的に無茶な話﹂です。 日常的に、それなりに勘働きをして生活をしているように思われていますが、それは星の数を超えるほどの膨大なパターン認識を繰り返す事で“学習”し、不測の事態に熟練する事で補っている