富士通は20日、独立行政法人の理化学研究所と共同開発した次世代スーパーコンピューター﹁京︵けい︶﹂が最新のスパコンランキングで世界1位になったと発表した。日本のスパコンが首位になったのは2002年6月から04年6月まで首位だったNECの﹁地球シミュレーター﹂以来となる。 同スパコンは、1秒間に1京回︵1京は1兆の1万倍︶の計算速度を実現し、12年秋の実用開始を予定している。09年11月に行われた政府の行政刷新会議の事業仕分けで、蓮舫行政刷新担当相︵当時︶が﹁世界一になる理由は何があるんでしょうか、2位じゃだめなんでしょうか?﹂などと詰め寄り、事実上凍結の判定を受けたものの、後に予算が認められた経緯がある。蓮舫氏、自民・片山氏の﹁スパコン1番は﹂追及に﹁知らない﹂と白旗 正解は中国