サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院︵サンタ・マリア・デ・グアダルーペおうりつしゅうどういん、スペイン語‥Real Monasterio de Nuestra Señora de Guadalupe︶は、スペイン・エストレマドゥーラ州カセレス県グアダルーペにある修道院。4世紀以上に渡って、国で最も重要な修道院とされてきた。ユネスコの世界遺産に登録されている。 歴史[編集] 修道院の始まりは13世紀後半である。カセレス県の羊飼いヒル・コルデロが、グアダルーペ河岸で聖母像を発見したのである。この像は、ムーア人侵攻のあった714年に明らかに地元住民が隠した物だった。この発見の場所に、礼拝堂が建てられた。 カスティーリャ王アルフォンソ11世は一度以上この礼拝堂を訪れ、サラードの戦い︵英語版︶の勝利を﹃グアダルーペの聖母マリア﹄に祈った。戦いで勝利をおさめると、王は聖母の取りなしのおかげで勝利