﹁役員をやらずに、文句だけ言っては無責任﹂。そう考えて執行部に入ったある女性の改革案に、思わぬ﹁NO﹂が突き付けられました。壁はどこにあるのでしょう。 ﹁役員 PTA 無責任﹂のキーワードでネットを検索したら、1月に開設されたばかりのブログが見つかりました。 開設した千葉県の40代の女性は昨年、﹁役員をやらずに、文句だけ言うのは無責任だ﹂と考えて執行部の役員になりました。小学校教諭の経験もあります。誰もが自由に参加できるPTAに変えるために貢献できれば、と考えていたそうです。 PTA会長も改革に関心が高く、ネットでPTA問題や各地の改革事例を調べたそうです。執行部は何度も週末に集まって議論しました。最終的に①入退会は任意ということを周知し、入会手続きを整備する②学校集金ではなく、PTA会費は現金で集める③組織をスリム化する︵役員は子どもの数にかかわらず世帯ごとに1回のみ、役員数を減らす、な