自炊に関するpecan_fudgeのブックマーク (4)
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今回、﹁自炊代行﹂を業とする二社に対して、著名な作家・漫画家7氏が差止めを求める訴えを提起したと報道されています。これについては、﹁作家は自分たちの権利のことばかりを考えて、読者︵お客さん︶のことを考えていない﹂ という批判がなされています。ツイッターでの私のタイムライン上では、これに賛同する賛同する意見が大勢です。 しかし、私はまったくそれには共感しません。 まず、われわれが個人として行う﹁自炊﹂︵のかなりの部分︶は著作権侵害とならないが、その﹁代行﹂︵のほとんど︶は侵害となるということです。この点は著作権法30条に関する法解釈学上の議論が要りますが、少なくとも、﹁自炊代行﹂が著作権侵害となることがある、現在の﹁自炊代行﹂業のかなりの部分が著作権侵害となるということについては、専門家の見解はほぼ一致すると思います︵福井健策弁護士の意見を参照︶。 とはいえ、﹁アゴラ﹂の読者の大半は、著作権
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ブログ移転しました!→ 知財部員を辞めた人のブログ < http://ume-patent.com > 社会人7年目の知財担当者がつづるブログです!2012年に大手メーカーの知財部からIT系企業の法務部に転職。知財担当者の日常や知財実務、書評、キャリアプラン等が主なネタ。 UME︵管理人︶ 某IT系企業の知財担当者。 社会人7年目︵2013年現在︶。 学生時代に一念発起して、弁理士の勉強を開始し、翌年、見事合格! さらに翌年、大手電気メーカーの知財部に就職し、特許権利化を約5年間担当。 2012年、新天地を目指して、IT系企業の法務部に転職! このブログを通して、知財部員の生き様が垣間見えれば幸いです。 ご意見、ご感想、相互リンクの申し出などお気軽にご連絡下さい! ︵なお、確認するまで時間がかかるおそれがあるので、直にブログにコメントして頂いた方が確実です。︶ e-mail‥tizaibu
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要はScanSnapをきっかけに、本だけでなく諸々の雑貨を含む﹁部屋の収納空間の整理整頓﹂を始めた結果、単に本をスキャンしてPDF化するというだけにとどまらず、その何倍ものスペース創出効果が得られたという話でしたが、一方の情報系の話題についてはまだ書いておりません。 本を読む時間はあるのか? それが問題だ! ﹁情報系﹂というのは、﹁本﹂から得られる﹁情報﹂自体をどう活かすかという話です。 ﹁本﹂は持っているだけではただの物体です。そこから得られる情報を利用してこそ役に立つものなわけで、﹁利用﹂できなかったら、紙のままだろうが電子化しようが大差はありません。それどころか、自炊の手間をかける分だけ無駄骨折りと言われてもやむを得ないでしょう。 結局のところ﹁死蔵﹂している本の山、これが果たして日の目を見ることはあるのでしょうか? ScanSnapがいくら高速でも、1日が48時間になるわけではあり
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現状、書籍のカットからスキャンを経てPDFリーダーまで、一冊で何もかもを押さえたければ、本書です。ただ、本書を読み終えた暁には、﹁オチ﹂がつきます。つくと私は思います。それはこのエントリの最後で。 今では﹁自炊﹂をするために、特に書籍をひもとかずとも、あるいは一冊改めて購入せずとも、ネット上にもおそらくは既読の本にも、マニュアルはいくらもあるはずですが、本書は一冊にパッケージ化されているというところがポイントです。何となく皮肉な話ですが、この辺に﹁紙の本の価値﹂の一端が感じられます。 言うまでもないことですが、最初から最後までくまなく読むような本ではありません。むしろ、知りたいところを参照しつつ、﹁作業﹂をどんどん進めていくための本です。﹁障子の張り替え﹂時に参照するような本です。 著者は有名な方です。そこにも本書の価値があります。﹁自炊﹂を1から実践するには、けっこうお金がかかります。一
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