アドビ Japan R&D日本語タイポグラフィ シニア デザイナーの西塚涼子氏。﹁かづらき﹂﹁りょうゴシック﹂のデザインを担当したことでもしられる人物だ 開発に3年をかけたアドビのPan-CJK︵汎 中日韓︶フォント﹁Source Han Sans︵和名‥源ノ角ゴシック︶﹂が7月16日にリリースとなった。 ﹁日本語、中国語の繁体字・簡体字、韓国語いずれも1つのフォントファミリーでカバー﹂と聞くと、﹁ああそうなんだ。カバーできるんだ﹂とすんなり飲み込んでしまうが、Source Han Sansは、日中韓国語をカバーし、かつ﹁どの国にとっても自然﹂という点で画期的なフォントだ。 同じ起源を持ち、近い意味を表す漢字でも、日本と中国、韓国とでは書体が異なる。繁体字と簡体字でも全く異なるし、各国に固有の漢字もあるから、話はさらに複雑だ。﹁どんな書体なら自然なのか﹂は国によって全く違うのだ。 国ごと
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