DNSとメールに関するpeketaminのブックマーク (2)
-
前置き 先日、お客様からの質問で﹁ABCメール使ってメールを送信しているときは迷惑メールに入らないのに、普段顧客との個別メールとして使っているロリポップのメールが迷惑メールに入る時があるので調べてほしい﹂と、いうのがあり調べて対応した時のことを書いていきます。 (アドレス情報等の保護のため、モザイク多めです。。。) 調査 まず、メールのヘッダを見ることによってどのような状況なのかを調査しました。Gmailだと、このようにしてメールヘッダを見ることができます。 この箇所が、 この記事で説明した SPF、DKIM などの認証がしっかりできているかの結果が書かれている箇所です。 このように ﹁spf=none﹂となっていますね。これは、SPFの情報が全くないという状況でSPFの対策がされていないことを示します。つまり、﹁なりすまし対策していない﹂ということになります。 一方、ABCメールを利
-
前回は送信側でのSender IDの設定を説明した。Sender IDのようなIPアドレスベースの認証方式においては、送信側はDNSへのSPFレコードの公開だけで運用が開始できるので作業は比較的簡単だといえる。 一方、受信側での作業は少し手間がかかる。実際にSPFレコードを読み出し、送信元サーバのIPアドレスを検査するプログラムを追加する必要があるのだ。今回は受信側での設定について説明する。 Sender IDの受信側での処理 Sender IDの受信側では、認証するときに受信する、あるいはしつつある﹁送信ドメイン﹂を特定する。送信ドメインとは、Classic SPFであればSMTP通信のMAIL FROM:コマンドの引数に与えられるアドレスのドメイン部分であり、Sender IDではFrom:やSender:、Resent-From:やResent-Senderなどのメールヘッダに指定さ
-
1