安倍晋三首相に近い中堅・若手自民党議員が6月に勉強会を立ち上げ、保守系文化人による﹁政権応援﹂を展開する。作家の大江健三郎氏が呼びかけ人に名を連ねる﹁九条の会﹂などリベラル派に対抗し、政権寄りの文化人や芸術家を講師に招いて、発信力を強化するのが狙いだ。 勉強会﹁文化芸術懇話会﹂︵仮称︶の呼びかけ人は、自民党青年局長の木原稔衆院議員。東京都内で27日夜に開いた準備会合には、首相に近い加藤勝信官房副長官や萩生田光一・自民党総裁特別補佐を含む20人ほどが参加した。6月以降、党本部で定期的に会合を開く予定で、参加予定者の一人は﹁有名人に﹃首相のやっていることは正しい﹄と発信してもらえば、一気に広まる﹂と期待している。憲法改正の国民投票まで見据え﹁自民党政権応援団﹂を増やす狙いだという。︵二階堂友紀︶
![保守系文化人「発信力を強化」 自民若手が勉強会発足へ:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)