遠隔操作プログラム、同僚PCから発見される…片山被告弁護団が会見 パソコン︵PC︶遠隔操作事件で、威力業務妨害の疑いなどで逮捕・起訴された元IT関連会社社員・片山祐輔被告︵31︶の弁護団は9日、会見を開き、遠隔操作に使われたとされるプログラムと同じものが﹁被告の職場の同僚のPCからも発見されていた﹂と明らかにした。弁護団が開示請求した検察の調書に書かれていたという。 捜査当局は被告の職場からPC19台を押収。弁護団によると、調書には、被告のPCから発見されたプログラム﹁iesys.exe﹂が、少なくとも1人の同僚のPCからも発見された、と書かれていた。同僚も事情聴取を受けたが、関与を否定したという。主任弁護人の佐藤博史弁護士︵64︶は﹁被告人はむしろ遠隔操作された被害者のひとりの可能性が高い﹂と主張した。