海外作家たちからの抗議が噴出 あいちトリエンナーレ﹁表現の不自由展・その後﹂の展示が中止となって、2週間ほどが過ぎた。 この間、参加作家72組による声明発表︵8月6日︶、韓国2作家の展示取り下げ︵同日︶、脅迫FAX犯の逮捕︵8月9日︶、﹁表現の不自由展・その後﹂実行委員会による展示再開申し入れ︵8月13日︶、展示中止に抗議する海外9作家が展示の一時取り下げを要求︵8月14日︶、脅迫メール770通について被害届提出︵同日︶、﹁あいちトリエンナーレのあり方検証委員会﹂第1回の開催︵8月16日︶などの動きがあった。 この中でもっとも重要なものを一つ上げるとすれば、やはり14日の海外9作家による展示一時取り下げ要求だろう。これは﹁表現の不自由展・その後﹂中止に抗議し、それが再開されるまでの展示取り下げを求めたものだ。 この要求が記された公開書簡は、6日の時点ですでに展示を取り下げていたイム・ミヌク