2022年5月、米国の流通大手・ウォルマートが﹁新人ドライバーを年収1400万円で雇用する﹂とのニュースが流れた。米国ではなぜこのような価格を提示できるのか。 2022年5月、米国の流通大手・ウォルマートが﹁新人ドライバーを年収1400万円で雇用する﹂とのニュースが流れ、物流業界内で大きな驚きをもって受け止められた。日米の給与は最近の円安もあって差が拡大傾向にあるとはいえ、それでも、400万円台の年収が平均的である国内のドライバーと比べると、やはり衝撃的である。 ではなぜ、このような差が生じたのだろうか。その理由を一言でいうなら ﹁生産性が違うから﹂ である。労働者に高い給与を支払えるのは、それだけ生産性が高いからにほかならない。 それではなぜ、生産性に差が生じるのだろうか。理由はいろいろと挙げられるが、一番大きなポイントは ﹁トラックのサイズの違い﹂ である。ドライバーの仕事は﹁荷物を運
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