若者の間では﹁おじさん世代﹂の言葉づかいがしばしばネタになる。LINEなどテキストチャットのやり取りでの話だ。 絵文字・顔文字が多い。 (^_-)-☆、 (^_^;) のような若者が使わない絵文字・顔文字を使っている。そんなやり取りを、若者は﹁おじさんLINE﹂とやゆする。 絵文字・顔文字だけではない。それらと並んで若者が違和感を持つ、おじさんの書き方がある。それは﹁、﹂﹁。﹂の句読点をきっちりと打つことだ。 若者はテキストチャットであまり句読点を打たない。ルーズだからというわけではない。長らくスマートフォンでテキストチャットをしてきた若者は、それに合った﹁打ち言葉﹂というスタイルを確立しているのだ。 テキストチャットでは用件のみの短文でスピーディーに会話する。若者は読点︵、︶を打つ代わりに送信ボタンを押し、句点︵。︶は省略する。こうした、デジタル機器への入力で使われる言葉が﹁打ち言葉﹂だ
![LINEで句読点を打たない若者たち、実は知られざる「合理的」理由があった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4b0f0173e5612ad526097706015d560529c7a5aa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fcolumn%2F18%2F00160%2F021600173%2Ftopm.jpg%3F20220512)