Microsoft 365、Office 365からMicrosoft Teamsが分離された。ユーザーは今後、Teamsあり/なしどちらのプランを選択するべきか。検討のポイントを専門家に聞いた。 米Microsoftは2024年4月1日、法人向け「Microsoft 365」「Office 365」と、コミュニケーションツール「Microsoft Teams」(以下、Teams)とのバンドルを解除し、独立したサービスとして提供することを発表した。これに伴い、今後の契約変更や新規契約において、「Teamsありプラン」または「Teamsなしプラン」を選択する必要が生じる。 この発表を受け、自社のプランをどうするか検討し始めている企業もある。キーマンズネットが実施した「Microsoft 365価格改定に関するアンケート調査」(実施期間:2024年4月19日~5月10日、回答件数:219件)で
先日まで働いていた会社では手をあげれば Copilot for Microsoft 365 が使える環境だったのですが、Microsoft のソリューションアーキテクト的なポジションで採用されたのに、AWS案件ばかりで不貞腐れていたのと、アウトプットを求められると嫌だなとおもって静観していました。 SNS や WEB の記事でみなさんが Copilot for Microsoft 365 で楽しそうにしているのを羨ましそうにみながら、私はAWS案件をこなし、、、ということで会社辞めました(マジです) そんな私が気が付いたら誤家庭テナントで「Copilot for Microsoft 365 はじめてみました」というお話です。 Copilot for Microsoft 365 を購入するキッカケ もう転職活動失敗したくないから時間かけて次の会社探そうと思って、ブログ書きながらボケーっと日常
コロナ禍を経て、SaaSを中心とした企業のクラウドサービス利用は拡大し続けている。ただ、これに比例するようにクラウドサービス利用に起因するセキュリティインシデントが増えている。どうすればこのような事態を防げるのか。 クラウドサービスの利用で起こるセキュリティインシデントの多くは情報漏えいだ。その原因のひとつに、設定や運用の不備がある。テナント構築時に、運用ルールの作成や対策を講じないまま情報の外部共有設定レベルをデフォルトの「全公開」にしていたり、管理者やユーザーに過剰な権限を付与したりするケースが後を絶たない。一度定めた共有設定レベルを長い間見直さずに使い続けることのリスクを、今あらためて把握するタイミングが訪れている。 対策するには、クラウドサービスを現在「どう使っているのか」を探る必要がある。利用者が多いMicrosoft 365(以下、M365)のコミュニケーションツールを例に、外
関連キーワード Office 365 | Microsoft(マイクロソフト) | ユニファイドコミュニケーション Microsoftは2024年4月、ユニファイドコミュニケーション(UC)ツール「Microsoft Teams」(以下、Teams)を、オフィススイートのサブスクリプションサービス「Microsoft 365」「Office 365」から除外して提供する地域を拡大すると発表した。 それまで同社は、Teamsの切り離しを欧州経済領域(EEA:欧州連合の加盟国とアイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン)とスイスのユーザー企業に限定して実施していた。サービスの切り離しは、2023年7月に欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が、Microsoftを市場独占の疑いで調査したことを受けたものだ。調査の背景には、「Slack」「Zoom」といった競合のコラボレーションツールを提
Microsoft、コンシューマーアカウントにパスキーを導入 「Microsoft 365」などログイン時に使用可能に:将来はパスワードに代わる存在になると予測 Microsoftはコンシューマーアカウントにパスキーを導入したことを発表した。パスキーについて「パスワードの弱点を克服する技術」として紹介し、その概要とMicrosoftアカウントにおける使い方を解説している。 【お詫びと訂正:2024年5月22日12時】初出時、文中の「固有のキー」が示す内容を記載できておらず、混乱を招く表現となっておりました。正しくは「固有のキー(秘密鍵と公開鍵)」となります。関連する記載も修正いたしました。 Microsoftは2024年5月2日(米国時間)、コンシューマーアカウントにパスキーを導入したことを発表した。Microsoftは将来的にパスキーがパスワードに取って代わる存在になると予測している。以
Microsoftは、TeamsとMicrosoft 365のセット売りを中止すると発表した。顧客の利便性を追求するためと主張しているが、その狙いは別にあるという。 Microsoftは2024年4月1日から、全ての法人顧客に対して「Microsoft Teams」(以下、Teams)と「Microsoft 365」のライセンスオプションを別々に提供すると発表した(注1)。 この決定は、クラウドベースのビジネスアプリケーションスイートであるMicrosoft 365と「Office 365」、そしてコラボレーションツールのMicrosoft Teamsに対する、より広範なグローバルライセンスポリシー再編の一環だ。 2023年7月に欧州委員会は、Microsoftがソフトウェアライセンス慣行に関する独占禁止法に違反しているとし、Microsoftはその翌月に欧州経済領域とスイスでMicros
今回は自身のMicrosoft365テナントから外部のユーザーに添付ファイルをつけて送信したメールがどのくらいあるのか確認する場合の方法についてご紹介したいと思います。 以前の記事で電子情報開示(コンテンツの検索)では外部ユーザーが宛先であることを条件として指定することができないことをご紹介してますが、「エクスプローラー」と「高度な追及 (Advanced hunting)」では可能であることを確認しています。 it-bibouroku.hateblo.jp ただし、どちらの機能もE5 プランまたは Microsoft 365 Defender for Office 365 のライセンスが必要なのでご注意ください。 [エクスプローラー] にて外部ユーザーに添付ファイルを付けて送信したメールを確認する手順 [高度な追及 (Advanced hunting)] にて外部ユーザーに添付ファイルを
動的配布リスト(動的配布グループ)は、メンバーとなる条件を指定し、条件に合致したユーザーがメンバーとして登録されるグループです。 動的配布リストのメンバー条件を変更した場合、メンバーの情報を配置する作業に最大 2 時間かかり、その後 24 時間ごとに動的配布グループのメンバー情報が更新されます。 最大 2 時間を要するのは、新規で動的配布グループを作成した時、あるいは既存の動的配布リストのメンバーシップ条件を変更した時です。 例 4 月 1 日 9 時に新規の動的配布リストを作成したとします。 メンバー情報の配置に最大 2 時間要するため、動的配布リストのメンバーに正常にメールが配信できるようになるのは、4月1日の 11 時となります (最大であるため、対象オブジェクト数などによっては数分程度で配置が完了する場合もあります)。 その後、24 時間後の4月2 日の 11 時にテナント内のオブ
今回は、ExcelなどのofficeアプリにCopilotボタンが表示されない場合の対処法についてご紹介したいと思います。 以下の内容を試してみて改善するか確認してみてください。 ライセンスの更新について 事象が発生している Excel アプリなどの [ファイル] - [アカウント] 画面にて [ライセンスの更新] をクリックいただき、ライセンスの更新を行うことで Copilot が表示されるようになるかをご確認ください。 support.microsoft.com WIP や MDAG の使用について ユーザーが "Windows 情報保護 (WIP)" または "Microsoft Defender Application Guard (MDAG)" を使用している場合、Copilot は表示されない動作となります。 対象ユーザーにて使用していないかご確認ください。 接続エクスペリエン
大きな関心を集める「Copilot for Microsoft 365」だが、Microsoft 365でのデータのアクセス権の設定や共有方法によっては、意図しない人にデータが筒抜けになる可能性がある。IT管理者が知っておくべきリスクや対策を専門家が解説した。 Copilot for Microsoft 365は、Microsoft 365の各アプリケーションにOpenAIの大規模言語モデル(LLM)を掛け合わせたサービスだ。2023年11月の提供開始以来、AI(人工知能)によって業務効率化を図りたい多くの企業の関心を集めてきた。 一方でユーザーからは、「自社で使用する場合のデータの取り扱いやガバナンスに不安がある」といった声が上がっている。こうした懸念に対し、IT管理者が知っておくべきリスクや事前対策について、大塚商会の池邉洋平氏(TSCコミュニケーション課)が講演した。 機密データが漏
2024年3月はTeamsを中心にViva Engageなどでもアップデートがあった。Microsoft 365の月例アップデートの内容を紹介する。 2024年3月の「Microsoft 365 Apps」のアップデートについて、内田洋行の太田浩史氏(エンタープライズエンジニアリング事業部)がウェビナーで紹介した。今月も「Microsoft Teams」(以下、Teams)を中心に複数のアップデートがあった。 「チャネルのアーカイブ機能」や会議出席者による会議メモ追加機能、ブラウザ版の「Microsoft Outlook」(以下、Outlook)でのTeamsチャット機能など、「あるようでなかった便利な機能」をぜひチェックしてほしい。 チャネルのアーカイブが可能に 3月はTeamsの便利機能に注目 Teams(1) チャットのメッセージ作成ボックスのUI変更 チャットのメッセージ作成ボック
顧客フィードバックの内容に詳しい現役従業員の証言によれば、マイクロソフト(Microsoft)のAIアシスタント「Copilot(コパイロット)」に対する不満の声で最も多いものの一つは、OpenAIの対話型AI「ChatGPT」に性能面で劣り、十分機能しないことだ。 「初めてCopilotを利用したお客さまは例外なく、ChatGPT(の使用体験)と比較して、『どちらも同じ技術(大規模言語モデル)がベースなんだよね?』とおっしゃるのです」 ChatGPTを開発したOpenAIは、マイクロソフトのCopilotを初めて使用する顧客の期待(する性能水準)を比較的高めに見積もっている。 その高い期待を満たすことで初めて、AI業界全体として、無料のコンシューマー(消費者)向けチャットボットからより付加価値の高いアシスタントやエージェントなど有料製品への移行を実現できると考えているからだ。 一方、マイ
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