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Published 2023/02/25 16:55 (JST) Updated 2023/02/26 09:23 (JST) 自衛隊が海賊対処活動などのため初の海外拠点を設置しているアフリカのジブチで2021年10月ごろ、陸上自衛隊部隊の幹部2人が、ジブチ軍に十数時間にわたり拘束されていたことが25日、複数の政府関係者への取材で分かった。中国軍人を撮影したとの疑いだった。現地の日本大使館がジブチの国防省などに抗議し釈放された。 ジブチでは米国、フランス軍など各国が活動し、中国軍も17年から初の海外基地を運用。21年10月のほかにも、自衛隊員が現地当局に拘束されたり、拘束されそうになったりする事件が相次いでいるという。21年のケースは拘束時間が異例の長さだった。
軍とその傘下にある準軍事組織が激しく衝突しているアフリカ北東部のスーダン。 国際空港が攻撃を受けるなど被害が拡大し、これまでに市民140人余りが死亡しています。 こうした中、浜田防衛大臣は20日、自衛隊に対し在留邦人の国外退避に向けて周辺国ジブチに自衛隊機を派遣し、待機するよう命じました。 スーダンではおととしのクーデターで実権を握った軍が、傘下にある準軍事組織と激しく衝突していて、松野官房長官は19日、スーダン国内にいるおよそ60人の在留邦人の国外退避に向けて、自衛隊機を派遣する準備を始めたことを明らかにしました。 これを受けて、浜田防衛大臣は20日午前、自衛隊に対し、自衛隊の拠点がある周辺国ジブチに航空自衛隊の輸送機を派遣し、待機するよう命じました。 自衛隊機は早ければ今週末にも出発する見通しです。 また、ジブチを拠点に海賊対処行動にあたっている部隊も、必要に応じて対応できるよう準備し
自衛隊が海賊対処活動などのため初の海外拠点を設置しているアフリカのジブチで2021年10月ごろ、陸上自衛隊部隊の幹部2人が、ジブチ軍に十数時間にわたり拘束されていたことが25日、複数の政府関係者への取材で分かった。中国軍人を撮影したとの疑いだった。現地の日本大使館がジブチの国防省などに抗議し釈放された。 ジブチでは米国、フランス軍など各国が活動し、中国軍も17年から初の海外基地を運用。21年10月のほかにも、自衛隊員が現地当局に拘束されたり、拘束されそうになったりする事件が相次いでいるという。21年のケースは拘束時間が異例の長さだった。 複数の政府関係者によると、21年10月ごろ、首都ジブチ市内で、陸自部隊司令部の情報幕僚と地域情報班長の2人が、中国の軍人をスマートフォンで撮影。ジブチ軍の共和国警備隊が2人を拘束、スマホを押収した。日本側の抗議で、2人は十数時間後に解放。スマホは後日返還さ
アフリカのスーダンにいる日本人の退避に備えて周辺国ジブチに派遣される航空自衛隊の輸送機が21日午後、愛知県の小牧基地から経由地に向けて出発しました。 スーダンの情勢が悪化する中、浜田防衛大臣は20日自衛隊に対し、在留邦人の国外退避に向けて、活動拠点がある周辺国ジブチに自衛隊機を派遣し待機するよう命令しました。 これを受けて愛知県の航空自衛隊小牧基地では、ジブチに派遣されるC130輸送機1機が、21日午後3時前に離陸しました。 防衛省関係者によりますと、輸送機は今後、数か所を経由しながら飛行し、早ければ今週末にもジブチに到着する見通しだということです。 自衛隊はこのほか、C2輸送機とKC767空中給油・輸送機それぞれ1機を準備が整いしだい、派遣するとしています。 防衛省は、スーダンの治安状況は極めて厳しく流動的な状況だとして、輸送の任務が命じられた場合に備えて、情報収集を進めることにしていま
ソロモン周辺海域で共同訓練する(左から)ソロモン諸島海上警察の巡視船タロ、米海軍の沿海域戦闘艦オークランド、海上自衛隊の護衛艦きりさめ=2022年8月(海上自衛隊提供) 政府は令和6年度、安全保障分野での協力強化を目的とした自衛隊による能力構築支援を太平洋島嶼(とうしょ)国のソロモン諸島と東アフリカのジブチで初めて実施する方針を固めた。政府関係者が31日、明らかにした。経済支援をてこにインド太平洋地域やアフリカで影響力を増す中国に対抗するため、支援強化によって日本の存在感を高める狙いがある。 自衛隊による能力構築支援は、平成24年度から東南アジアを中心に計16カ国・1機関で実施。ソロモン諸島は太平洋島嶼国で3カ国目、ジブチはアフリカで初の実施国となる。 令和4年12月に策定した国家防衛戦略では、ソロモン諸島を含む太平洋島嶼国を安保上の「重要なパートナー」と位置付けた。平成23年に海外で初め
イスラエルから在留邦人が出国する際の不測の事態に備えて、周辺国ジブチに派遣される航空自衛隊の輸送機が14日現地に向けて出発しました。 日本政府は、イスラエルにいる日本人の出国を支援するため、現地時間の14日テルアビブを出発するチャーター機を手配したほか、チャーター機の運航が滞るなどの不測の事態に備えて、周辺国ジブチに自衛隊機を派遣し待機させることにしています。 愛知県の航空自衛隊小牧基地では、14日午前、ジブチに派遣される隊員たちがKC767空中給油・輸送機に乗り込んだあと、隊員たちに見送られながら現地に向けて出発しました。 また、鳥取県の航空自衛隊美保基地でも14日午前、C2輸送機2機がジブチに向けて出発しました。 今回、自衛隊は420人態勢の任務部隊を編成していて、輸送機は早ければ日本時間の15日、ジブチに到着する見込みです。
アフリカ北東部ジブチの米軍基地キャンプ・レモニエで、米軍主導の「『アフリカの角』統合任務部隊(CJTF-HOA)」の発足20周年を記念するパートナー感謝デーに参加した自衛隊員(2022年11月10日撮影)。(c)AFP 【11月11日 AFP】アフリカ北東部ジブチで10日、米軍主導の多国籍部隊「『アフリカの角』統合任務部隊(CJTF-HOA)」の発足20周年を記念するパートナー感謝デーが開催され、自衛隊が参加した。 米軍基地キャンプ・レモニエ(Camp Lemonnier)で開催されたイベントには、ジョナサン・プラット(Jonathan Pratt)駐ジブチ米大使や、日本の大塚海夫(Umio Otsuka)大使も出席した。(c)AFP
アイテム 1 の 2 靖国神社(東京都千代田区)は15日、新たな宮司に元海将の大塚海夫前ジブチ大使が4月1日付で就任すると正式発表した。写真は海将補時代の大塚氏(左)。2010年12月、米空母ジョージ・ワシントン艦内で撮影(2024年 時事通信) [1/2] 靖国神社(東京都千代田区)は15日、新たな宮司に元海将の大塚海夫前ジブチ大使が4月1日付で就任すると正式発表した。写真は海将補時代の大塚氏(左)。2010年12月、米空母ジョージ・ワシントン艦内で撮影(2024年 時事通信) [東京 15日 ロイター] - 靖国神社(東京都千代田区)は15日、新たな宮司に元海将の大塚海夫前ジブチ大使が4月1日付で就任すると正式発表した。山口建史現宮司の退任に伴う人事で、自衛官出身者が同神社宮司に就任するのは、1978年に第2次世界大戦のA級戦犯を合祀(ごうし)した松平永芳氏以来。3月14日の総代会で
先史時代に描かれたイメージ。ジブチ北部のアブルマのロックアート遺跡で(2021年4月13日撮影)。(c)TONY KARUMBA / AFP 【8月21日 AFP】アフリカ北東部・ジブチの砂漠地帯にある、灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつける黒い岩だらけの崖は、遠くから見てもよくわからないが、近くから見ると、そこには約7000年前のキリンやダチョウ、アンテロープが描かれているのが分かる。 岩の表面を削って描かれたこれらのイメージは、人類発祥の地とされ、考古遺産が数多く存在する「アフリカの角(Horn of Africa)」地域の重要なロックアート(岩面画)の一つだ。 北部タジュラ(Tadjoura)州のアブルマ(Abourma)ロックアート遺跡にある岩面彫刻は、約3キロにわたって点在しており、その数は約900点に上る。野生動物と対峙(たいじ)したり、牛を追い立てたりする当時の様子が描かれ、先
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