中国のテンセントが8月14日に発表した、2019年4~6月期決算は、純利益が前年同期比35%増の241億元(約3600億円)となった。中国政府は昨年から新作ゲームの審査を停止していたが、審査が再開されたのが追い風になった。 ただし、テンセントの広告事業は競合の追い上げに直面している。国内の景気減速と、新興勢力のバイトダンスなどの台頭により、同社はかつての勢いを維持できていない。メッセージアプリWeChatへの広告出稿も、競合に奪われている。 バイトダンスが運営する短編動画アプリ「TikTok」は、インタラクティブな広告枠をテンセントよりも安価で提供中だ。TikTokは現在、世界で5億人以上のアクティブユーザーを抱えている。 テンセントのEコマース部門の業績は安定しているものの、広告部門での苦戦は鮮明だ。今回の決算で、同社の売上高の20%弱を占めるネット広告事業は前年比16%増で、前年同期の
アイテム 1 の 2 中国の電子商取引大手アリババ・グループとネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は、監督強化に対処するため年内に合わせて数万人を削減する方針。関係筋が明らかにした。写真はアリババのロゴ。北京で2021年8月撮影(2022年 ロイター/Tingshu Wang) [1/2] 中国の電子商取引大手アリババ・グループとネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は、監督強化に対処するため年内に合わせて数万人を削減する方針。関係筋が明らかにした。写真はアリババのロゴ。北京で2021年8月撮影(2022年 ロイター/Tingshu Wang) [16日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループとネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)は、監督強化に対処するため年内に合わせて数万人を削減する方針。関係筋が明ら
ホーム ニュース 『PUBG Mobile』インドにおける権利をPUBG Corpがテンセントから回収。「中国アプリ」のラベル剥がしBAN撤回を狙う 韓国のPUBG Corporationは9月7日、『PUBG Mobile』フランチャイズのインドにおける権利を中国企業テンセントから回収し、今後はセルフパブリッシングで運営することを発表した。中印関係悪化にともない、インドでは先週『PUBG MOBILE』を含む118の中国系アプリが禁止されたばかり(関連記事)。同社はインドにおける『PUBG MOBILE Nordic Map:Livik』および『PUBG MOBILE Lite』の規制について、政府がとった措置を尊重する旨を表明している。「プレイヤーデータのプライバシーとセキュリティが社の最優先事項」であるとし、今後はインド政府と協力しながらプレイヤーが法にのっとってゲームを楽しめる方向
短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で知られる中国のスタートアップ、字節跳動(バイトダンス)は、2023年の売上高が1100億ドル(約15兆7800億円)を超える可能性があることが関係者の話で明らかになった。 ライバルのテンセント・ホールディングス(騰訊)を抜くことになり、TikTokで開始した電子商取引事業の好調がうかがわれる。 世界で最も評価額の大きい新興企業であるバイトダンスの23年増収率は、800億ドルを超える売上高を計上した22年の30%ペースにほぼ匹敵すると、非公表の情報だとして関係者が匿名を条件に述べた。 中国経済の混乱や、米国からインドに至る主要市場での監視や規制の強化にもかかわらず高成長を維持している。 TikTokとその中国版である抖音(ドウイン)を傘下に持つバイトダンスは今年、テンセントやアリババグループと並ぶ中国の主要インターネット企業としての地位を
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