全米で23万部のベストセラー本を著したがん研究者ケリー・ターナー氏は、がんが劇的に寛解した1500以上の症例を分析。世界中の数百人ものがんサバイバーたちにインタビューした結果、奇跡的な回復を遂げたがん患者たちには、ある共通点があることがわかった。そのうちの一つが、「運動」だった――。 ※本稿は、ケリー・ターナー『がんが自然に治る10の習慣』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 アメリカでは週150分の中程度の運動が推奨されている 私たちは生きている限り、身体を動かさなくてはなりませんし、運動は私たちをより健康にしてくれることがわかっています。1996年には、運動不足が国民的な健康危機を引き起こしていることを懸念したアメリカ公衆衛生局の長官が、運動が健康にいいことを示す、数十年にわたる研究をまとめた複数の研究機関の報告書を発表しています。 どんな運動でも、やらないよりはましです。2