【2月19日 AFP】欧州連合(EU)加盟国であるポーランド国境からわずか4キロ、ウクライナ国境から50キロの位置にあるベラルーシ・ブレスト(Brest)の郊外にある軍基地では、特殊部隊が森林地帯での戦闘訓練を行い、装置を使って空挺(くうてい)部隊が航空機から降下する模擬訓練を行っていた。 ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は、ロシアのウクライナ侵攻を支持。侵攻開始時には、ベラルーシ領からロシア軍が出撃するのを容認した。以来、ベラルーシ軍の直接参戦への懸念が高まっている。 基地では、第38独立親衛空襲旅団(38th Separate Guards Air Assault Brigade)の訓練に関するプレスツアーが厳格な管理下で行われた。 ベラルーシにはロシア軍部隊が駐屯しているが、兵員数は公表されていない。だが、ルカシェンコ氏は自軍
リトアニアに不法入国し、国境警備隊員からボディーチェックを受ける亡命希望の19歳のベラルーシ人男性(2021年4月5日撮影)。(c)Vidmantas BALKUNAS / AFP 【5月28日 AFP】冷え込みの激しいある夜、19歳のベラルーシ人男性が、国境警備隊の目をかわしながら、森を抜け、リトアニアへ脱出した。 ベラルーシでは昨年8月に行われた大統領選で不正疑惑が浮上。大規模な抗議デモが起こったが、強権体制を敷くアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は、反体制派の抑圧を続けている。 多数のベラルーシ人が違法に国境を越え、欧州連合(EU)加盟国のリトアニアへ逃れている。この男性もその一人だ。 男性は先月、リトアニア側へ入った数分後AFPに対し、「すごく安心した」と語った。「恐怖から逃れることができた」 男性は警官にたたかれ悪化した膝の痛みに悩まさ
日本からポーランドに向かう際に経由したオーストリアの首都ウィーンで、同国政府高官と面会するクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(左、2021年8月4日撮影)。(c)Florian SCHROETTER / various sources / AFP 【8月5日 AFP】東京五輪のベラルーシ陸上代表で、強制帰国により自身の命に危険が及ぶと訴えていたクリスツィナ・ツィマノウスカヤ(Krystsina Tsimanouskaya)選手(24)が4日、亡命先のポーランドに到着した。 ツィマノウスカヤ選手は1日、自国のコーチ陣を公に批判したことで帰国を命じられたと訴え、五輪スタッフに保護を要請。五輪開催のさなかに外交問題を引き起こしていた。 ポーランドはツィマノウスカヤ選手に対し、人道ビザ(査証)を発給。同選手は4日、同国の首都ワルシャワ行きの便に搭乗する予定だったが、直前に予定を変更し、オーストリア
ベラルーシ・ミンスクで、軍幹部との会合に臨むアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2022年10月10日撮影、資料写真)。(c)Gavriil GRIGOROV / SPUTNIK / AFP 【11月18日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は18日、米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)が自国から撤退し、代わりにロシアでウクライナ侵攻開始後に同社を引き継いだフランチャイズが営業を引き継ぐと発表したことについて「ありがたい」と発言した。 ベラルーシ国内でマクドナルドを展開していた企業は今月に入り、名称変更を発表。22日からは、今年6月にロシアでマクドナルドを引き継いだフランチャイズの「フクースナ・イ・トーチカ(Vkusno i tochka)」という店名で営業される。「フクースナ・イ・トーチカ」は、ロシア語で
日本ペンクラブ会員のみなさん、そして、報道メディアのみなさま ベラルーシ・ペンのスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ会長からの緊急メッセージをご紹介します。9月9日にベラルーシ・ペンのホームページに掲載され、世界に向けて発信されたものです。 アレクシエーヴィチ会長は、第2次世界大戦で出征して戦った女性たちの苦難を描いた『戦争は女の顔をしていない』や、チェルノブイリ原発事故とその被害者を描いた『チェルノブイリの祈り』などのノンフィクションで著名な作家であり、これらの作品が「現代の苦悩と勇気の記念碑=a monument to suffering and courage in our time」と評価され、2015年にノーベル文学賞を受賞しました。 2011年の東日本大震災と福島第一原発の事故の直後には、心のこもったメッセージを寄せられ(http://www.tufs.ac.jp/blog/ts
ポーランドの首都ワルシャワにある欧州委員会の事務所前で、ベラルーシ反政権派のロマン・プロタセビッチ氏の解放を求め、紙飛行機を掲げるポーランド在住のベラルーシ人ら(2021年5月24日撮影)。(c)Wojtek RADWANSKI / AFP 【5月25日 AFP】欧州連合(EU)加盟各国は24日、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)政権が国際線の旅客機を首都ミンスクに強制着陸させ、乗っていた反政権派ジャーナリストを拘束したことに反発し、同国との航空路を断絶することで合意した。 ルカシェンコ政権は23日、戦闘機1機を発進させ、ギリシャ・アテネからリトアニア・ビリニュスへ向かっていたアイルランドの航空会社ライアンエア(Ryanair)の旅客機をミンスクに緊急着陸させ、国際社会の反発を買った。 同機にはベラルーシで指名手配され、リトアニアとポーラン
ベラルーシ・ミンスクで、軍幹部との会合に臨むアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2022年10月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は18日、米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)が自国から撤退し、代わりにロシアでウクライナ侵攻開始後に同社を引き継いだフランチャイズが営業を引き継ぐと発表したことについて「ありがたい」と発言した。 【写真】プーチン氏と笑顔で抱擁を交わすルカシェンコ氏、ロシア版マクドナルドの店舗 他 ベラルーシ国内でマクドナルドを展開していた企業は今月に入り、名称変更を発表。22日からは、今年6月にロシアでマクドナルドを引き継いだフランチャイズの「フクースナ・イ・トーチカ(Vkusno i tochka)」という店名で営業される。
旧ソビエトのベラルーシで9日行われた大統領選挙で、国営メディアは6選を目指すルカシェンコ大統領が、80%に上る支持を集めたとする出口調査の結果を発表しました。ルカシェンコ大統領の再選が発表される見通しで、強権的な統治に反発してきた国民の抗議活動が広がる可能性もあります。 国営メディアは、出口調査の結果を発表し、ルカシェンコ大統領は79.7%、チハノフスカヤさんは6.8%とルカシェンコ大統領が圧倒的な支持を集めたとしています。 また、国営メディアは、開票が終わった一部の地域ではルカシェンコ大統領の得票率が82%だったと伝えるなどルカシェンコ氏の再選が発表される見通しです。 チハノフスカヤさんは、長期政権への不満や、新型コロナウイルス対策を軽視するルカシェンコ大統領の発言に対する反発など批判票の受け皿となって支持を広げていただけに、今回の開票結果に対して疑問や不満を持つ国民による抗議活動が広が
ベラルーシの首都ミンスクで記者会見する国家安全保障会議のアンドレイ・ラブコフ議長(2020年7月30日撮影)。(c)Sergei GAPON / AFP 【7月30日 AFP】(更新)ベラルーシ当局は30日、国内で身柄を拘束したロシア人傭兵(ようへい)33人がテロ行為を画策していたとして、刑事事件として捜査を開始したことを明らかにした。一方、ロシア政府は同日、ベラルーシは「同盟国」であり不安定化させる計画などないと反論した。 旧ソ連構成国のベラルーシ当局は29日、ロシア人戦闘員32人を拘束。その後、別の場所でさらに1人の身柄を拘束した。 ベラルーシ国家安全保障会議のアンドレイ・ラブコフ(Andrei Ravkov)議長は、30日の記者会見で、刑事捜査を開始したと発表。拘束したロシア人らには「テロ行為の準備」の容疑が掛けられていると述べ、「33人が拘束され、国内に最大200人がいる」とみて捜
合同訓練に参加するワグネルの戦闘員とベラルーシ軍の要員。20日公開の動画から=ベラルーシ・ブレスト郊外/Belarusian Defence Ministry/Reuters (CNN) ベラルーシ国防省は20日、ベラルーシ軍がロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員とポーランド国境近くで訓練を行うと明らかにした。 国防省は声明で「ベラルーシ軍はワグネルの戦闘員と合同訓練を継続する」と発表。「この1週間の間に、特殊作戦部隊がワグネルの戦闘員とブレスト軍事演習場で戦闘任務の訓練を行う」としている。訓練の正確な日程には言及していない。 この発表を受けて、ポーランドの防衛省はベラルーシとの国境を監視しており、「さまざまなシナリオ」に備えていると明らかにした。 同省はCNNに「ポーランドの国境は安全だ。東部の国境の状況を常に監視しており、状況に応じてさまざまなシナリオを作成する用意がある」と述べた。
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[モスクワ 23日 ロイター] - ベラルーシ当局は23日、アテネからリトアニアに向かっていた欧州格安航空会社(LCC)ライアンエアー旅客機に対して、危険物が仕掛けられた可能性があるとしてミンスクの空港に緊急着陸するよう指示した。着陸後、乗客でベラルーシの反体制派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ氏(26)が身柄を拘束された。欧米諸国からはベラルーシを厳しく非難する声が挙がった。 ライアンエアーの声明によると、同機の乗務員は、ベラルーシ当局からセキュリティー上の危険があるとの連絡を受け、最寄り空港のミンスクに着陸するよう指示された。ミンスク空港で乗客は降ろされ、当局によるセキュリティーチェックが行われた。
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年初にプリゴジン氏暗殺計画 プーチン氏から目をそらす狙いか―ベラルーシ大統領 2023年08月26日16時47分配信 ベラルーシのルカシェンコ大統領(左)とロシアのプーチン大統領=7月23日、サンクトペテルブルク近郊(AFP時事) ベラルーシ国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領は25日、ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏に対する第三者の「暗殺計画」をつかみ、プーチン大統領に通報していたと主張した。ロシア政府は確認していないが、事実なら今年1月のこととみられると、ロシアのメディアは伝えた。 プーチン氏周辺、政権の関与否定 プリゴジン氏搭乗機墜落―フライトレコーダー回収 ルカシェンコ氏は、プリゴジン氏の搭乗機墜落へのプーチン政権の関与を否定しており、黒幕は別にいると印象付ける狙いがありそうだ。 ルカシェンコ氏は「(1月に)アラブ首長国連邦(UAE)を訪問した際、プリゴジン氏暗
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