ロシア軍が使用したタイヤが、中国製の格安のものだったと世界の専門家が指摘している。いわく「戦場で極めて評判の悪いタイヤ」であるという。 ロシアは2月24日、ウクライナへの侵攻を全面的に行った。プーチン大統領の作戦は明らかに首都キーフ(キエフ)を数日で陥落させ、ゼレンスキー大統領たちを追放してウクライナをロシアの強い影響下にすることだったのだろう。 しかしウクライナ軍の予想外の抵抗で、ロシア軍の前進はキーフの北方20~30kmで停止することになる。そのためロシア軍は、増援部隊と補給物資を出撃基地である隣国ベラルーシから前線に多数派遣した。しかしその部隊が長さ64kmにわたり、大渋滞を起こしてしまい、部隊の増強も物資の補給も停滞してしまった。 人工衛星からの写真で長々と伸びたロシア軍の車両、戦闘部隊と運送部隊が混在しているのが分かった。ただその原因については、さまざまな説が論じられていた。 そ
ルクオイルは1月12日、ニジェゴロド製油所でプラントの事故があったことを発表した。事故はガソリンを生産する2基の接触分解装置のうちの1基で発生した。事故の原因は、外国から調達したしたコンプレッサー設備の故障であった。少なくとも春までの停止は避けられないと見られる。 ニジェゴロド製油所はロシアにおける最大級のガソリン生産基地の一つで、2023年には月平均41万tのガソリンを生産した。故障したキャットクラッカー・ユニットは2015年に試運転が開始された。プロジェクトへの投資額は当時10億ドル規模と見られた。 ロシア政府は、この事故に関連してガソリンの輸出禁止を検討したが、その後エネルギー省は、小売価格がインフレ以上に上昇する前提条件がないため、輸出を制限する必要はないと発表した。 輸入設備の使用に伴うリスクは、欧米の制裁導入後、ロシアの製油所にとって著しく増大した。2022年初頭の時点で、ロシ
ロシア、中国、北朝鮮は、核による脅しで概ね共通した戦略を持つと考えられる(ロシアのプーチン大統領=2月27日) (C)EPA=時事 ウクライナ危機でプーチン大統領がとった核恫喝は、「核武装した現状変更国」が状況を意図的にエスカレートさせることで相手に妥協を強いる「エスカレーション抑止(escalate to de-escalate)」戦略だと理解できる。これに緊張緩和を最優先する一見“常識的”な回避志向で臨むことは、我々が望む方法とタイミングで危機を収束させるための主導権を手放すことになりかねない。 (この記事の後編『非核三原則の見直しと「核共有」は、東アジアの拡大抑止モデルとなりうるか』は、こちらのリンク先からお読みいただけます) 2月24日、ウラジーミル・プーチン大統領はウクライナに対する事実上の宣戦布告演説の中で、ロシアは今でも世界最大の核保有国の一つであることを強調した上で、「我
(CNN) 米特殊作戦軍を欧州で率いた経歴を持つ陸軍の退役少将、マイク・レパス氏は、国際社会がウクライナへの支援を大いに増やす必要があると語る。侵攻にさらされる同国がロシア軍を駆逐できるとすれば、そうした取り組みが不可欠だという。 レパス氏は過去6年間、米政府から請け負う形でウクライナ軍への助言を行ってきた。先月はポーランドとウクライナ西部を訪れ、ウクライナでの戦争の道筋に関するより深い知見を得た。筆者は先月29日と今月2日、同氏から話を聞いた。 同氏によれば、ウクライナは軍備のための供給網が効率的ではない。また国内からロシア軍を駆逐するには追加の軍隊が必要になるという。 ウクライナでの戦争に勝利するため、レパス氏は米国と同盟国がウクライナ軍の戦略部隊を立ち上げることを提唱する。5つの旅団からなるこの部隊には最大4万人の兵士を投入。攻勢作戦に従事させ、ロシア軍を自分たちの国から駆逐する。
トラックパッド捨ててこれにする? キーの上でタップやスクロールができるハイブリッドなキーボードが誕生2019.07.19 11:3051,006 岡本玄介 キーボード全部がタッチパッドになった! もしもタッチパッドでタイピングが出来たら? 逆にもしもキーボードでタッチ操作が出来たら? どんなに便利なことでしょうか? 多くのノートPCには小さなタッチパッドが搭載されていますが、「Prestigio Click&Touch」なら、キーボードのほぼ全面がタッチパッドとして機能するのです。 「あの人、タイピングしてるのかと思ったら、カーソル動いてるーー!」ということになるのです。何を言っているのかわからないと思いますので、動画をどうぞ。 Video: Clevetura Team/YouTube未来のガジェットの片鱗を味わえそうですね。 Cleveturaによりますと、この「Prestigio C
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6-4 2ー6 6-3で退けた第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が、大坂なおみ(日清食品)の会見拒否について意見を述べた。 「誰もが自分がしたいようにするべき。個人的には彼女と同じ気持ちではない。ただ、彼女のメッセージがうまく伝わっていないんじゃないかと思う。選手、プレス、大会の三者の関係はお互いに助け合って成り立っている。私たちはあなたたちを助け、あなたたちも私たちを助けてくれる。この関係がテニスの発展に欠かせない。あなたたちプレスがテニスをプロモーションしてくれていることには、いつも感謝している」 選手とプレスがお互いを助け合う関係が大事だと語った。ただ、選手のメンタルの状態が必ずしも会見に出られ
ロシアで武装反乱を起こしたあと、消息が途絶えていた民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏は日本時間の昨夜、新たな音声メッセージを公開しました。「政権転覆の意図はなかった」などと主張する一方、どこにいるかは明らかにせず、その動向に引き続き、関心が集まっています。 ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏は、国防省との確執を深める中で武装反乱を起こし、首都モスクワに向けて部隊を進めましたが、一転して部隊を引き返させ、占拠していた南部の軍司令部からも撤収させました。 その後、プリゴジン氏の消息は途絶えていましたが、日本時間の26日の夜遅く、およそ11分間の新たな音声メッセージをSNSに投稿しました。 ロシアでは国防省が、ワグネルの戦闘員などに対して今月中に(6月)国防省と契約を結ぶよう迫っていましたが、プリゴジン氏が拒否し、反発を強めていました。 プリゴジン氏は今回の音声メッセージの中で、
1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故により、周辺地域には放射性物質がまき散らされました。 そして、現在のウクライナとベラルーシにまたがる原発から半径30kmの区域が「チェルノブイリ立入禁止区域」となりました。 今もなお、人間の立ち入りは制限されていますが、この区域を徘徊するオオカミたちにはある特別な変化が生じているようです。 アメリカのプリンストン大学(Princeton University)に所属する進化生物学者のカーラ・ラブ氏によると、チェルノブイリ立入禁止区域のオオカミたちには、がんに関連した遺伝子的変異が生じているというのです。 オオカミたちは毎日、人間における法的安全限界の6倍に当たる放射線を受け続けているにも関わらず、その影響に対して驚異的な回復力を示していたのです。 この新しい研究は、2024年1月にワシントン州で開かれた生物学に関する年次総会「Society for
ユーロマイダンの参加者ら(右)が築いたバリケードを強制撤去する警察部隊。この日から双方の衝突が激しくなっていった=2013年12月11日未明、キエフ、関根和弘撮影 今から9年前。私はウクライナの首都キエフにいた。2013年12月上旬のことだ。 キエフは、世界遺産に登録されているウクライナ正教会の施設や歴史的な建物が点在する古都だが、そんな美しい光景は一変していた。 立て看板をつないで作ったバリケードが大通りをふさぎ、中心部の独立広場には巨大なステージが出現。道のあちこちにテントがはられ、たき火の炎がちらちらと揺れる。 日本で例えるなら、東京の銀座や丸の内といった場所で、群衆はウクライナ国旗と欧州連合(EU)の旗を振りながら、ヤヌコビッチ大統領(当時)の退陣を叫んだ。「ユーロマイダン(マイダン革命)」と呼ばれる抗議活動だった。 ユーロマイダンに参加する人たち。首都キエフのど真ん中に無数のテン
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が独立国家共同体(CIS)8か国の首脳に進呈した指輪のデザイン。ベラルーシ大統領府公開(2022年12月27日公開)。(c)AFP PHOTO / BELARUS PRESIDENTIAL PRESS SERVICE @PULPERVOGO 【12月29日 AFP】(写真追加)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が、同盟関係にある独立国家共同体(CIS)の首脳8人に金の指輪を贈呈したことから、英作家J・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)のファンタジー小説「指輪物語(The Lord of the Rings)」に登場する冥王サウロン(Sauron)をほうふつさせるとのコメントが相次いでいる。 プーチン氏は、26~27日にサンクトペテルブルク(St. Petersburg)で開かれたCIS非公式首脳会議で、参
ロシアのウクライナ侵攻に抗議する「プロテストウェア」がオープンソース・ソフトウェアの利用者らに衝撃を与えている。少なくとも一つのOSSプロジェクトに、ロシアとベラルーシにあるコンピューターのファイルを消去することを目的とした悪意のあるコードが追加されていた。 by Patrick Howell O'Neill2022.03.25 50 4 ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議メッセージを表示するよう改変されたオープンソース・ソフトウェア「プロテストウェア(protestware、プロテストは抗議の意味)」の広がりを受けて、ロシア最大の銀行がユーザーにソフトウェアのアップデート中止を呼びかけている。 この記事はマガジン「世界を変える10大技術 2022年版」に収録されています。 マガジンの紹介 プロテストウェアのほとんどは反戦や親ウクライナ派のメッセージを表示するだけで、ユーザーに実害はない。
どうも、Odencat代表のDaigoです(とはいっても一人会社ですが。。)「くまのレストラン」というゲームを作って以降、自社ゲーム開発でなんとか生き延びています。iOS/Androidで基本無料のストーリーゲームを作ることに特化しています。今回はOdencatの海外展開戦略について共有しようと思い、アプリ開発者向けの記事を書くことにしました。カジュアルゲームやガチャを回すタイプのゲームは作っておりませんので、それらについてはノウハウがそのまま適用できない可能性があります。そこはご了承を。 Odencatがどんなものを作っているか、ということに関しては割愛します。もっと色々知りたい方はサイト(https://odencat.com)をみたり、以前書いた「Odencat開発戦略2019」という記事を参照してください。 https://twitter.com/daigo/status/1352
ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まって約1か月後の今年3月19日。 小説『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)でデビューされた逢坂冬馬さんと、随筆集『夕暮れに夜明けの歌を──文学を探しにロシアに行く』(イースト・プレス)を発表された奈倉有里さんに対談をしていただきました(『図書』2022年6月号掲載)。お互いの本についての感想から、戦争を描くことの両義性、戦争文学の「誤読」の問題、反戦運動への姿勢まで──いまの状況と交差するいくつもの大切なテーマが語られています。 今回、話題のひとつとして取り上げられている、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/奈倉有里訳『亜鉛の少年たち──アフガン帰還兵の証言 増補版』(岩波書店)刊行にあたり、『図書』より同対談を再掲します。ヘッダー画像はウクライナ出身の画家アルヒープ・クインジによる作品「海。クリミア」。(編集部) 逢坂冬馬氏、奈倉有里氏 翻訳文学とエンタ
オープンソースで開発される、ウェブアプリのUI構築用JavaScriptフレームワーク「Vue.js」のコードに、ロシアとベラルーシに在住する開発者を標的とした悪意のあるコードが追加されたと、開発者向けセキュリティプラットフォームのSnykが発表しました。メンテナーの1人がロシアのウクライナ侵攻に対する抗議行為として、問題のコードを追加したことがわかっています。 Alert: peacenotwar module sabotages npm developers in the node-ipc package to protest the invasion of Ukraine | Snyk https://snyk.io/blog/peacenotwar-malicious-npm-node-ipc-package-vulnerability/ Sabotage: Code added
2020年9月ナチス占領からドンバス地方解放77周年の式典。自称ドネツク国の人々(写真:ロイター/アフロ) ロシアがウクライナに、来年2022年早々にも軍事攻撃を計画しているという、物騒なニュースが入ってきた。 アメリカの『ワシントン・ポスト』(電子版)が12月3日、米情報機関が作成した報告書の内容などとして、ロシアが大規模なウクライナ侵攻を計画していると報じたのである。 最大17万5000人を動員した多正面作戦になる見通しだと指摘しているという。 なぜこうなったのか:NATOとEU そもそもなぜこうなったのか。 一言で簡単に言うのなら、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)に入りたい、ロシアは阻止したいーーということだ。 その前をたどると、ウクライナは欧州連合(EU)に入りたかった。だから、加盟国候補になるための正式な手順の一歩として、EUと連合協定というものを結ぼうとした。 これにロ
広東・石龍鉄道国際物流センターに初めて到着した中欧貨物列車(2019年8月28日撮影)。(c)CNS/郭軍 【9月6日 CNS】ベラルーシの丸太など1500トンもの物資を積んだ46両編成の貨物列車が8月28日午前、1か月近い旅を終え、中国・広東省(Guangdong)東莞市(Dongguan)の石龍(Shilong)鉄道国際物流センターに到着した。広東省に初めて到着した国際定期貨物列車便「中欧班列」で、広東とヨーロッパの間、輸出と輸入、双方向の運行を実現した。 【特集】改革開放40周年、写真で見る中国の昔と今 列車は中鉄国際多式連運有限公司(China Railway Internatyional Multmodal Transport)が運営し、7月31日にベラルーシのミンスクから物資を満載して出発。ユーラシア大陸を横断して、満洲里(Manzhouli)から中国に入国した。28日間をかけ
今回の記事は前回の記事に寄せられた「女性ばっかり悪く書かれるのはおかしい!!」というコメントから始まった。 www.myworldhistoryblog.com 他にも「暴君のランキングはないの?」みたいなコメントもいただいたし、確かに女性のランキングだけだと男女平等に反するのかも知れない。ということで今回の記事を書き始めた訳だが、とにもかくにもエライことになったなという感想である。 前回の記事もある意味狂気に彩られていたが、今回の記事はもはや狂気そのものと言って良く、前回みたいにこの記事の感じを簡単に書くと以下のようになるだろうか。 前半:暴君というより「暴君的な人物」 中盤:完全なる暴君(悪漢)、段々と感覚がおかしくなってくる 後半:酷すぎて同じ人類として生まれたことを恥じるレベル 特に後半は人類の狂気が集まっている。タイトルにもあるように超閲覧注意である。 全部書き終えてからこの前文
2019年末に新型コロナウイルスが発見されるはるか以前の2015年に、ビル・ゲイツ氏は「もし次の疫病大流行が来たら」をテーマにしたTEDカンファレンスでの講演を行い、大規模な感染症のまん延に警鐘を鳴らしていました。そんなゲイツ氏に、コメディアンのトレバー・ノア氏が真剣な質問をぶつけたムービーが公開されています。 Bill Gates on Fighting Coronavirus | The Daily Social Distancing Show - YouTube アメリカのニュース風コメディ番組「ザ・デイリー・ショー」で司会を務めるノア氏(左)が「ザ・デイリー・ソーシャル・ディスタンシング・ショーにようこそ」と切り出すと、ビル・ゲイツ氏(右)は「ご一緒できて光栄です」とほほ笑みました。なお、「ソーシャル・ディスタンシング」とは、外出を控えることなどを意味する「社会距離拡大戦略」のこと
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