旧ソ連ブロックにひび ベラルーシ核配備に批判―廃絶訴えるカザフ 2023年05月26日07時08分配信 カザフスタンのトカエフ大統領=2022年5月、ビシケク(EPA時事) ロシア主導の旧ソ連圏経済ブロック「ユーラシア経済同盟」の一連の会合がモスクワで開かれ、加盟国の亀裂が一瞬、表面化した。中央アジア・カザフスタンのトカエフ大統領は24日のフォーラムで、連合国家創設を視野に入れるロシアとベラルーシに言及。「今や核兵器まで共有しようとしている」と述べ、経済や安全保障での対等な関係を害していると苦言を呈した。 サミット非難、新興国注視 戦闘機供与の影響見極め―ロシア ◇ウクライナと同じ ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は3月、対立する北大西洋条約機構(NATO)を威嚇すべく、緩衝地帯に当たるベラルーシに戦術核兵器を配備することでルカシェンコ大統領と合意したと公表。トカエフ氏はこの「
ウクライナ情勢のキーマンである、ベラルーシのルカシェンコ大統領に“重病説”が浮上している。 【画像】プーチン氏と肩を組み親しそうにするルカシェンコ大統領 プーチン大統領の盟友にして、“ヨーロッパ最後の独裁者”と呼ばれる、ウクライナ情勢のキーマン。 今、その人物に“重病説”が浮上している。 ベラルーシ・ルカシェンコ大統領: ロシアとの関係は良好だ。 暗闇で起きた突然の爆発。 空に眩い二筋の光が見える。 真夜中のウクライナ・キーウに、ロシアがミサイル攻撃したのだ。 ウクライナ側は「18発全てを撃ち落とした」と発表している。 キーウ市民: 苦しくて、怖くて、不安で、心が休まりません。神様…どうか私たちに勝利を。 ロシア側は、ゼレンスキー大統領のヨーロッパ外遊を狙ったのだろうか? 一方で大統領の不在が話題となっているのは…。 手に包帯、かすれ声…独裁者の異変ウクライナの隣にある、ベラルーシだ。 6
ロシア・モスクワの赤の広場で行われた対独戦勝を祝う軍事パレードに出席したベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(中央、2023年5月9日撮影)。(c)Gavriil GRIGOROV / SPUTNIK / AFP 【5月15日 AFP】ベラルーシの反政権派指導者で、リトアニアに亡命しているスベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏は15日、アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領(68)の健康不安が報じられたことを受け、国民に対し政変に「備える」よう呼び掛けた。 1994年から権力を握り続けるルカシェンコ氏は、ここ6日間公の場に姿を見せず、重要な行事を欠席し続けている。 先週ロシアの首都モスクワで行われた対独戦勝記念式典には出席したものの、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が主催し
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自分のことし考えていない独裁者同士、ルカシェンコとプーチン(2月17日、モスクワ) Sputnik/Vladimir Astapkovich/Kremlin/REUTERS <「ベラルーシもこれで核保有国」とプロパガンダは囃し立てるが、国内外のベラルーシ反体制派や武装勢力が黙っていないかもしれない> ウクライナに亡命したベラルーシの反体制派の一部は、ウクライナ軍を支援する外国人部隊に加わってロシア軍と戦っているが、この抵抗勢力が、ベラルーシの現独裁政権の転覆を企てる恐れがあると、ロシアの高官が警告した。 ロシアのミハイル・ガルージン外務次官は、ジョージアのテレビ局RTIVの番組で、ウクライナ東部でウクライナ軍と共に戦っている「ベラルーシの民族主義武装勢力」は「著しく手強い存在となっている」と述べた。 「残虐な傭兵部隊のリーダーや指揮官は、(ウクライナでの)戦闘経験を生かして、いずれベラルー
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領は25日に放映された露国営テレビのインタビューで、ロシアが同盟国ベラルーシに戦術核兵器を配備するほか、7月1日までに核兵器の貯蔵施設を建設すると表明した。プーチン氏は、米国も北大西洋条約機構(NATO)諸国に核兵器を配備してきたとし、「ロシアは同じことをする」と指摘。「核兵器の不拡散を定めた国際的義務の違反には当たらない」と主張した。 ロシアはNATO圏に接するベラルーシに核兵器を配備し、米欧諸国にウクライナへの軍事支援を躊躇(ちゅうちょ)させる思惑だとみられる。ロシアは従来、国外への核配備に慎重姿勢を示してきた経緯があり、実際にベラルーシに核兵器を配備すれば大きな方針転換となる。ウクライナ侵略を巡って高まったロシアと米欧の緊張がさらに先鋭化するのは確実だ。 プーチン氏はインタビューで、ベラルーシに核運用可能な露弾道ミサイルシステム「イスカンデル
「イスカンデルK」ミサイルの発射試験。ロシア国防相公開の動画の静止画(2022年2月19日公開、資料写真)。(c)HANDOUT / RUSSIAN DEFENCE MINISTRY / AFP 【3月26日 AFP】ウクライナ国家安全保障国防会議のオレクシー・ダニロウ(Oleksiy Danilov)書記は26日、ツイッター(Twitter)で、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がベラルーシへの戦術核兵器配備で合意したと明らかにしたのを受け、ロシアはベラルーシを「核の人質」として扱っていると非難した。 ダニロウ氏はまた、ベラルーシへの戦術核配備は、同国の「国内不安定化への一歩」だと指摘。「ベラルーシ社会におけるロシアおよびプーチン(大統領)への否定的な見方と、大衆の拒絶を最大限に拡大させるものだ」と語った。(c)AFP
ベラルーシに核配備へ ロシア大統領、ルカシェンコ政権と合意―空軍機とミサイル、7月に保管庫 2023年03月26日08時32分 ロシアのプーチン大統領(左)とベラルーシのルカシェンコ大統領=2022年6月、サンクトペテルブルク(EPA時事) ロシアのプーチン大統領は、同盟国ベラルーシに戦術核兵器を配備することでルカシェンコ政権と合意したと明らかにした。25日放送の国営テレビのインタビューで語った。ロシアがウクライナ侵攻を続ける中、ゼレンスキー政権の後ろ盾となって軍事支援を強化する西側諸国に対し、対抗手段を明確にした。 米、ロシア核配備合意の影響注視 ベラルーシは、ポーランドやリトアニアといった北大西洋条約機構(NATO)加盟国とにらみ合う位置にある。プーチン政権は既に、隣接するロシアの飛び地カリーニングラード州にも核兵器搭載可能なミサイルを配備しているとされ、核の威嚇を一段と強めた格好だ。
ロシアのプーチン大統領は同盟関係にあるベラルーシに戦術核兵器を配備することで合意したと明らかにしました。これに対してアメリカのホワイトハウスは、現状ではロシアが核兵器の使用を準備している兆候は見られないとして、引き続きロシア側の出方を見極める姿勢を強調しています。 プーチン大統領は25日に公開されたインタビューの中で、同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領から戦術核兵器の配備の要請を受けてきたとしたうえで、「アメリカは長年、NATO=北大西洋条約機構のヨーロッパの領土に戦術核兵器を配備してきた。ベラルーシとの間で同様の合意に達した。これは国際的な核不拡散条約に違反するものではない」と主張しました。 そして、戦術核兵器は、すでにベラルーシへの配備を発表している短距離弾道ミサイル「イスカンデル」やベラルーシ空軍の航空機に装てんされる可能性があるとして、ことし7月1日までにベラルーシ国内に
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2023年2月16日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【3月8日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は7日、先月に起きたとされるロシア軍機への攻撃をめぐり、20人以上を拘束したと発表した。 亡命中のベラルーシ反体制派は先月26日、非正規部隊パルチザンが首都ミンスク近郊の空軍基地でロシア軍機を破壊したと発表した。 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の盟友ルカシェンコ氏は、A50早期警戒管制機が攻撃を受けたが損傷は軽微だったと説明。攻撃に関与した疑いでこれまでに国内で20人以上を拘束したが、まだ潜伏している者もいると述べた。 さらに、主犯格とみられる人物について、ロシアとウクライナの二重国籍者で、「2014年にウクライ
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