秘書官を辞任しても翔太郎氏への批判は止まない 岸田文雄首相の長男・翔太郎氏は、6月1日付で内閣総理大臣秘書官を辞任した。 5月25日発売の「週刊文春」で、昨年末に首相公邸で行った「忘年会」の写真が報じられたからであり、岸田首相は、記者団にたいして「公邸の公的なスペースにおける昨年の行動が、公的立場にある政務秘書官として不適切。けじめをつけるため交代させることといたしました」と述べた。 すでに過去のものとなったはずなのに、いまだに翔太郎氏への批判が止まない背景には「世襲」が問題だとする世論がある。 岸田親子は「バカ息子」か「親バカ」か 「バカ息子」と翔太郎氏を非難したり、「親バカ」と岸田首相を批判したり、世間の声は発覚から3週間が過ぎたいまもなお厳しい。 翔太郎氏の辞任は、解散・総選挙を視野に入れた、実質的な更迭と見られており、支持率低下の要因をできるだけ早く切り捨てたかたちである。 首相や