4月24日、和歌山県内の21町村でつくる和歌山県町村会は、自民党の二階俊博元幹事長の三男で公設秘書の伸康氏に、次期衆院選の新・和歌山2区での立候補を要請した。 ︻処分逃れ!︼二階俊博氏の﹁してやったり﹂なガッツポーズ 前日の臨時理事会において、全会一致で伸康氏に要請することを決定。同会の会長は、記者会見で﹁世襲批判はあると思うが、県のために動いてくれた俊博氏の息子だ。世襲がダメではないと考えている﹂と語った。 二階氏が次期衆院選への不出馬を表明したときから、新・和歌山2区では三男の伸康氏が出馬することが既定路線となっていた。 元兵庫県明石市長の泉房穂氏は、4月23日、自身の﹁X﹂にこう書きこんだ。 ︽二階元幹事長の不出馬は、息子に地盤を世襲するための出来レースであって、不出馬の時点で、初めからわかっていたことだ・・・︾ 和歌山県では、今も “二階ブランド” は健在だという。かつて本誌取材に