「国後島から泳いで来た」と話すロシア人が保護された現場=北海道標津町の道警中標津署標津駐在所で2021年8月21日午後0時48分、本間浩昭撮影 19日午後5時ごろ、北海道中標津町の中標津警察署標津駐在所前で、外国人が立っているのを不審に思った町内の男性(70)が話しかけると「パスポートを持っていない」などと答えたため、同署に通報した。男性が毎日新聞の取材に通報の経緯を証言した。この外国人は男性で自らをロシア人と名乗り「国後島から泳いで渡ってきた」と話していたという。ただ、眼鏡をかけ、服はぬれていなかった。 【写真特集】北方領土、赤外線カメラで撮影成功 道警はロシア人から事情を聴き、札幌出入国在留管理局に身柄を移送した。捜査関係者によると、ロシア人は「亡命目的」と話しているという。ただ、関係者は「本当に亡命なのか疑問」と取材に語った。今後、入管当局が詳しい経緯を調べ、「一時庇護(ひご)」によ
ペナントレース開幕直前の3月28日未明、中日ドラゴンズに激震が走った。 ジャリエル・ロドリゲスがキューバから亡命し、MLB移籍を目指してドミニカ共和国に到着した、と報じられたのだ。この“スクープ”をレポートしたのは、キューバ野球に関する著作もある、MLB専門記者のフランシス・ロメロ氏。その後、同じくロメロ氏のTwitter上で、ドミニカ共和国のジムでトレーニングをするジャリエルの姿が報じられたのみで、未だにこれといった続報は届いていない。 日本での報道のほとんどが「亡命か?」と断定を避けた書き方をしているのは、まだ「悪質な代理人に誘拐同然で連れ去られてしまった」という可能性もあるからだ。なので、ドラゴンズファンにもこの点には留意した上で、この件には注視してもらいたい。この種の騒動は、キューバからの亡命者だけでなく、国境を跨いで活動するスポーツ選手にはよく降りかかることがあり、前例もある。だ
南太平洋の島国ツバルのフナフティ環礁(2004年2月19日撮影、資料写真)。(c)TORSTEN BLACKWOOD / AFP 【1月21日 AFP】気候変動の深刻な打撃を受けている国々からの難民を強制送還する各国政府は、人権義務違反に相当する可能性があると国連(UN)の専門家委員会が20日、指摘した。 規約人権委員会(UNCCPR)に所属する独立専門家らは、太平洋の島国キリバス出身のイオアネ・テイティオタ(Ioane Teitiota)氏による訴えについて、強制力はないが詳細に検討した上での判断を示した。 テイティオタ氏は2013年にニュージーランドに難民認定を求めたが、2015年にキリバスへ送還されたことについて異議を申し立てていた。 同氏は、海面上昇によって居住不可能となったキリバスの他の島々の住民が流入してきたことが原因で自らの故郷である南タラワ(South Tarawa)が人口
香港で、民主派デモの最中に警察からの銃撃を受けて負った傷を写したレントゲン写真を見せる曾志健被告(2020年10月7日撮影、資料写真)。(c)ISAAC LAWRENCE / AFP 【12月22日 AFP】香港で昨年、民主派デモの最中に警察に銃で撃たれ、その後起訴されていた元男子高校生が出廷せず、22日に逮捕状が出された。ある活動家団体は、被告は「亡命した」と主張している。 曾志健(Tsang Chi-kin)被告(19)は、暴動と警察襲撃で罪状認否を行う予定だったが、出廷しなかった。 7か月以上続き、暴力沙汰も多かった香港の大規模民主派デモで、初めて実弾で撃たれたのが曾被告だった。 曾被告に対する逮捕状が出されて間もなく、活動家団体「香港の友(FOHK)」は、10月27日に在香港米領事館で亡命しようとしたが認められなかった4人の中に、曾被告もいたと発表した。 ただ同団体は、曾被告が他の
新疆ウイグル自治区を脱出し、父、母、妹の家族4人でアメリカへやってきたのは4年前──。 【画像】アメリカに亡命した19歳のウイグル人少女の告白 命を繋いだのはお金で買った医師の診断書 米誌「アトランティック」にそのように語るのは一家の長女、アセナ・タヒール(19)だ。現在、アメリカの大学に通っている。 渡米以来、同級生からは「アセナって、おばあちゃんみたい」と言われてきた。彼女の喋りや考え方が、周りにそう思わせているようだ。本人はそう言われることは「嫌じゃない」と言う。なぜなら「本当にそう感じることが多いから」。 ウイグル人であるが故に迫害されてきた。あまりに過酷で、不条理な現実を、子供の頃から突きつけられてきた。 彼女のようなイスラム教徒は、中国に約1200万人以上いる。現在、新疆ウイグル自治区の収容施設では、100万人以上のイスラム系民族が拘束されていると推測されている。信仰の自由を奪
弊社アクティブゲーミングメディアの運営するインディーゲームパブリッシャーPLAYISMは1月30日、亡命2Dアクション『ミニストリー・オブ・ブロードキャスト(Ministry of Broadcast)』を配信開始した。対応プラットフォームはSteam/GOG。通常価格は税込1520円、販売開始から1週間は10%オフのセールが実施される。なお、本作はNintendo Switch向けにもリリース予定であり、2020年内発売予定とされている。 『ミニストリー・オブ・ブロードキャスト』は、ジョージ・オーウェルの著作「1984年」の世界観をベースに、チェコのデベロッパーMinistry of Broadcast Studiosが開発した亡命2Dアクションゲームだ。舞台となるのは、突如現れた壁によってもともと一つだった国が分断されてしまった世界。壁のこちら側では、政府によって社会が管理されており、
日本語が堪能な香港の民主活動家として知られた周庭(アグネス・チョウ)さん(27)が9月に香港を離れ、カナダの大学院に留学していたことが分かった。交流サイト(SNS)で3日、明らかにしたもので、トロントに在住する周さんは「香港には一生戻ることはない」と事実上の亡命を宣言した。 PTSDに周さんは、2014年の香港民主化運動「雨傘運動」の際に普通選挙の実現を求めて闘った民主活動家として知られる。香港の「民主の女神」のような存在だった。19年に大規模化した反香港政府・反中国共産党デモの際にも、得意の日本語を駆使して民主派の情報発信を行っていた。 しかし20年8月に、香港国家安全維持法(国安法)違反の容疑で逮捕。その後、無許可集会を扇動した罪などで、禁錮10月の実刑判決を受けた。21年6月に出所した後は沈黙を貫いていた。 周さんはSNSで、出所後、再び警察に逮捕され連行されるのではないかといった不
かつては根拠薄弱な陰謀論とも言われていた「研究所流出説」。しかし、ここに来て米エネルギー省やFBIが、ウイルスは中国の研究所から流出した可能性が高いと指摘。重要人物がついに口を開いた。 隠蔽に躍起になる中国政府 世界で約7億人が感染し、約700万人が死亡したパンデミックはなぜ起きたのか―その秘密の扉がいま、静かに開かれようとしている。 「新型コロナウイルスは中国軍の生物兵器として開発され、意図的に武漢にあるウイルスの研究施設から漏洩されたものです。世界はその起源を知るスタートラインに立っています」 誰よりも早く「武漢起源説」を唱えて中国を追われ、現在、アメリカに亡命中の閻麗夢博士は、本誌の取材に対してこう断言する。 いま、アメリカで新型コロナの発生起源に大きな関心が集まっている。今年2月に米エネルギー省が、「武漢のウイルス研究所から流出した可能性が高い」とする報告書をまとめたことをはじめ、
ニュージーランド・オークランドでAFPのインタビューに答えるウイグル人のシャウドゥン・アブドゥグプルさんを捉えた映像の一場面(2019年7月22日撮影)(c) Diego OPATOWSKI / AFPTV / AFP 【7月31日 AFP】10年前、約200人が死亡した新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)での大きな暴動をきっかけに、フォトグラファーだったシャウドゥン・アブドゥグプル(Shawudun Abdughupur)さんは、故郷から1万2500キロ離れたニュージーランドへ妻と一緒に亡命した。 当時33歳だったアブドゥグプルさんは、中国にいては未来がないと思ったのだった。祖国から逃げ出すことには胸が痛んだが、より安全でより良い生活を得るための選択だった。 新疆ウイグル自治区の大部分は19世紀後半に中国に併合され、1950年代初めには
チベット亡命政府のペンパ・ツェリン首相が7日までに産経新聞の単独インタビューに応じた。インタビューの詳細は次の通り。 -現在のチベット国内の人権状況は 「中国全土で多くの法律が改正され、チベットではより厳格に施行されている。中国の法律は非常にあいまいで、中国当局に都合のいいように解釈されることが問題だ。チベット内部では、すべてが厳しく統制されている。チベット人には何の権利もない。私たちは、中国当局が国際社会から提起されている人権問題などチベット人の現状に耳を傾けてくれることを望んでいる。しかし、現実はそうはなっていない」 「中国はあらゆる手段を使って人々をコントロールしている。DNA情報の収集が進み、ここ2~3年のチベット人の監視はより激しさを増した。そして個人を識別するため、チベット人の目の虹彩もスキャンし始めた」 -なぜ中国は個人を識別できる情報の収集を急いでいるのか 「統制しやすくす
米首都ワシントンの「ハドソン研究所」でイラン情勢について話をするイランのレザ元皇太子(2020年1月15日撮影)。(c)EVA HAMBACH / AFP 【1月18日 AFP】革命で退位に追い込まれたイランの故パーレビ(Mohammed Reza Pahlavi)国王の息子、レザ(Reza Pahlavi)元皇太子(59)が15日、亡命に近い生活を送っている米国で記者会見に出席し、イスラム教最高指導者が率いるイランの現在の体制は数か月以内に崩壊するだろうと述べ、欧米の主要諸国に対してイラン政府と交渉しないよう促した。 シンクタンク「ハドソン研究所(Hudson Institute)」で演説したレザ氏は、イランで昨年11月に大規模デモが行われ、今月ウクライナの旅客機が誤って撃墜された後にも同様の抗議運動が起きたことについて、1979年に自身の父を退位に追い込んだ革命が思い起こされるとして、
流血回避、プリゴジン氏亡命へ 反乱のワグネルは撤退―ロシア・ベラルーシ大統領が仲裁 2023年06月25日20時20分配信 24日、ロシア南部ロストフナドヌーの南部軍管区司令部を離れる民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏(ロイター時事) ウクライナ侵攻に絡み、ロシア本国で武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は24日夜(日本時間25日未明)、さらなる流血の事態回避に向けて緊張緩和策を講じることでプーチン大統領と合意した。ベラルーシのルカシェンコ大統領が仲裁に入り、プリゴジン、プーチン両氏と電話会談した。 ロシア大統領、プリゴジン氏殺害指示か 投降なら戦闘員の罪問わず これを受け、ワグネル戦闘員は占拠するロシア軍南部軍管区司令部(南部ロストフナドヌー)などから撤退を開始。プーチン政権はプリゴジン氏がベラルーシに亡命することを容認した。 侵攻でロシアの先兵となったワグネ
リンク 日テレNEWS NNN ベレンコ元中尉が亡命先のアメリカで亡くなる…47年前に冷戦下のソ連から戦闘機で函館空港に飛来|日テレNEWS NNN 47年前の1976年、当時の冷戦下のソ連から、北海道・函館空港にミグ戦闘機で飛来したベレンコ元中尉が、亡命先のアメリカで亡くなっていたことがわかりました。 1 user 125 毎日がチートデイ!軍曹 @MEVops ベレンコ中尉亡命事件のベレンコ中尉が亡くなったとの由。彼とその機体が西側にもたらした情報と日本の防空体制の変革を促した点においては日本の恩人でもある。 twitter.com/nytimesworld/s… 2023-11-20 17:57:40 New York Times World @nytimesworld The Soviet jet that the North Atlantic Treaty Organizatio
中国人の元スパイがオーストラリアの情報部に対して、これまでのスパイ活動について告白していると、多くのメディアが伝えている。 香港でさまざまなスパイ活動を行う オーストラリアのメディア「Nine network」によれば、中国の元スパイであるWang “William” Liqiang氏が「オーストラリア保安情報機構(ASIO)」に対し、2015年に、香港で本屋を営んでいた店主、5人のうち1人の拉致に関与したことを認めたという。 この事件は中国共産党に批判的な内容の書籍を販売したとして、複数の本屋の店主が行方不明になったもので、中国政府によって本土に連行されたとの噂もあり、犯人を引き渡す逃亡犯条例に端を発した現在の香港デモの、引き金の1つになったとも言われている。 またWang氏はASIOに対する宣誓陳述書においても、香港を拠点とする投資会社「China Innovation Investm
民主活動家、羅冠聡(ネイサン・ロー)氏=2020年12月、英イギリス/Sarah Tilotta/CNN (CNN) 香港警察が11日、海外に亡命した民主活動家、羅冠聡(ネイサン・ロー)氏の家族の自宅を捜索し、両親と兄を連行して事情聴取を行った。公共放送のRTHKが関係者の話として伝えた。 この1週間前、香港警察は、羅氏など海外に逃れた著名活動家8人の逮捕につながる情報に100万香港ドル(約1800万円)の懸賞金をかけると発表していた。 RTHKが警察関係者の話として伝えたところによると、国家警察が香港の東涌にある羅氏の家族の自宅を訪れて羅氏の両親と兄を連行し、羅氏を経済的に支援しているかどうか調べるために事情聴取を行った。その後3人は釈放された。 香港警察はCNNに対し、警察の国家治安部門が11日午前、捜査のために男性2人と女性1人を連行したと説明。この3人について「国家の安全を危険にさ
フランスに亡命したロシア人反体制派のウラジーミル・オセチキン氏。パリで(2022年9月20日撮影)。(c)JOEL SAGET / AFP 【9月21日 AFP】フランス検察当局は20日、暗殺を企図して使用されたとみられる赤色のレーザー光を目撃したとの反体制派の亡命ロシア人の訴えについて、当局が捜査していると明らかにした。 身の危険を訴えているのは、フランスに亡命し、南西部沿岸のリゾート地ビアリッツ(Biarritz)に在住するウラジーミル・オセチキン(Vladimir Osechkin)氏。ロシア各地の刑務所に情報源を持つ活動家団体「グラグ・ネット(Gulagu.net)」を運営している。 妻子と共に自宅にいたオセチキン氏は、暗い部屋の中で仕事をしていた12日、暗殺の標的になった可能性があるとしている。 オセチキン氏はAFPの電話取材に対し、「バルコニーの手すりで赤い点が動いているのに気
<反トランプ派は、在任中やそれ以前に行ったかもしれない違法行為について、厳しく裁かれるべきだと考えている> 仮にトランプ大統領が11月3日の選挙で落選すると、2021年1月20日の正午には大統領ではなくなり、法的には一般人となります。普通の大統領であれば、退任して悠々自適の生活を送ることになります。 ですが、トランプ大統領の場合はそう簡単には行かないでしょう。反対派としては、大統領の地位を失ったトランプは、在任中あるいはその前に起こしたかもしれない違法行為について、厳しく裁かれるべきだと考えているからです。 例えば、2018~19年にかけてはムラー特別検察官(当時)による「ロシア疑惑」捜査が行われました。この時は、ヒラリー・クリントンのメールサーバへの不正アクセスや、選挙資金の流用疑惑などが捜査されて、大統領は不起訴となりました。ただ、不起訴の理由は「容疑が晴れた」からではありませんでした
【AFP=時事】香港と台湾、オーストラリアで中国のスパイ活動に関わっていた男性がオーストラリアへの亡命を希望し、中国の政治干渉活動に関する膨大な情報を豪当局に提供していたことが分かった。豪メディアが23日、伝えた。 【写真】「中国当局から拷問受けた」 在香港英総領事館元職員が証言 豪メディア大手ナイン(Nine)系列の複数の新聞によると、亡命を希望しているのは、「威廉王(William)」こと王力強(Wang Liqiang)氏。王氏はオーストラリアの防諜(ぼうちょう)機関に対し、香港で活動する中国軍の情報将校の身元と、香港と台湾、オーストラリアで行われている活動の内容と資金源に関する詳細な情報を提供した。 王氏自身も、香港と台湾、オーストラリアのすべてで、潜入工作や妨害工作に関与していた。任務の中には、中国本土に移送され、反体制的な書籍を販売した容疑で尋問を受けた書店関係者5人のうち1人
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