関東圏を中心に展開する﹁名代 富士そば﹂。 実は、そのメニューが、店舗ごとに少しずつ異なることをご存知だろうか? チェーンなのに店舗ごとに存在するオリジナルメニュー……。なんとも心そそられるではないか。 中でも最近、興味をひかれたのが、﹁DX︵デラックス︶柔らかポークの薬味たっぷり玉子丼﹂。驚くのは、その値段。 2300円なのだ。 富士そばの値段じゃない! 実際、SNSなどでは﹁インバウン丼﹂などと揶揄されていた。気になる。ちょっと食べに行ってみようではないか。 インバウンド色強めの﹁富士そば 秋葉原電気街店﹂ というわけでさっそく、﹁富士そば 秋葉原電気街店﹂にやってきた。秋葉原駅から歩いてすぐの場所にある。秋葉原のメインストリートに面していて、店前の人通りは平日の昼にもかかわらず多い。 店に到着してまず目立つのはインバウンド客だ。券売機の前に外国人がずらりと並んでいる。